ゴール最終日 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

次の日・・・
この日はゴール最終日だった。

この日も午前中に泳ぎ・・・
その後町へ繰り出す。
この日の目的は
「ジョージ2世」を買う事。

夫も乗り気・・・。
しかし、自分がぬいぐるみを買いたい事を
隠したい夫は
「ジョージ2世はマミーが選ぶ権利がある」という・・・

そう、夫は私に罪?をなすりつけて
またジョージを買う作戦。
まあ、愛情で気を使ったと言うことに
しておこう。
ここは夫の作戦に乗ってあげることにし
ジョージ2世を買う権利を得た私。

・・・って欲しい訳じゃないんだけどね・・・。

先ずは昼食。
今回は
Kingfisher Hotel
日本語だとカワセミホテル・・・
響きが悪いので英語読みでどうぞ。

このホテル、
実はシーフードが美味しくて評判のところ。
そこでランチをする。

今回オーダーしたのは
マグロのステーキ(レモンガーリックソース)
もちろん、ミディアムレアで・・・。
つまり生焼け!(笑)

インド洋のマグロは日本でも有名。
ここは正にインド洋に浮かぶ島!
つまりマグロが採れる!
だから美味しいはずなのだ。

そんな期待の元にやってきた
マグロのステーキは
見た目が普通だった・・・。
しかも、あまり美味しそうではない感じが
何故かした私。

なので、写真に撮らなかった・・・。
しかし・・・一口食べて驚いた。
美味しい。
美味し過ぎて、手が止まらない~!
そして、あっという間に間食した。

なので・・・今回も写真無しです。(反省)

いつものように全部食べ終わった後に
はっとした私・・・・。
まったくもう・・・

日本人の私は魚の調理は日本が一番だと思っている。
マグロなら刺身~!に決まっていたのだが・・・
しかし、ここもなかなかの味。
マグロのステーキがこんなに美味しいものだと
この日初めて知ったのであった。

さて、こんなに美味しいなら、デザートも食べたいと
言い出した、欧米人の夫。
仕方ない・・・
ということで
夫にお任せのオーダー・・・。

そして出てきたのが
これ。


なんとこれ、
バナナを天ぷら粉みたいなもので揚げたもの。
そしてバニラアイスのコンビネーション。

見た目は・・・正直悪い・・・。

これはイギリスではよくあるデザートなのだとか。
さすが植民地だっただけあって
このデザートはスリランカはどこでもあるようだ・・・。

さて、お味はと言うと・・・





意外に美味しかった。

熱いバナナの食感と
冷たいアイスクリームの食感の
ハーモニーがたまらん!!
意外に病み付きに・・・。
美味しかったので追加注文したほど!

またまた、美味しいものにありつけた私。
どうも、ゴールは美味しいものが沢山あるよう!

清算を終え帰ろうとしたそのとき
私は大きな何かの影を見た。
私の視界の隅にそれは確かにいた。
しかも大きい。
私はビックリして固まる。
息子も同じように見たようで
固まっている。
好奇心旺盛の娘にも見えたようで
その場に駆け寄ろうとする。

私は急いで娘を追いかける。
娘を抱き上げ
娘がさす方を見ると・・・








大きなトカゲが・・・。
多分、1メートル以上はあった。
店員の話によると、
ここには何匹か大トカゲがウロウロしているのだとか・・・。
息子も娘も近くで見る大きなトカゲに
大興奮・・・。
彼がいなくなるまで、ず~っと眺めていた。
怖いけど見たい、
見たいけど怖い・・・
二人ともそんな感じ。
でも、目はキラキラしている。

極端に生き物が少ない国バーレーン。
熱いのであまり動物を見かけない。
猫は沢山いるが
アラブは犬嫌いが多いので
飼い犬以外はほとんど見ない。
しかも少ない。
ラクダと馬がウロウロしているが
飼い主付き。

そんな中で、自然の動物に会って興奮する子供達に
次の目的地はサファリだな・・・
そう思った。

バーレーンで経験できない事を
ここスリランカで沢山して欲しい。
自然のリスやサルやトカゲや
常にウロウロしている牛など
子供には刺激が沢山。
本当に来て良かった。
そう思いつつ
ここを後にする。

ジョージ2世を買いに
再びフォート内の先日のお店に直行!
すると・・・・

3体も残っていたはずなのに




完売!


店員はタコのぬいぐるみを勧めるも
可愛くない・・・。

そんなこんなで、
ジョージ2世は諦める事になった。
この後、車の中でクヨクヨしている子供達に
「運命だったら、きっと出会えるはず!」と言った私。
子供達に期待を持たせた。
多分、コロンボで手に入ると思っていたので
あえてそう予告した。

さて、用事が無くなった私達は
早速次の目的地に行くために
早くホテルに戻って
作戦会議!

その前に・・・最後の海岸散歩!

高浪警報が出ているであろう高さの波が
波打ち際に押し寄せる。
決して穏やかな海ではないものの
散歩には最適だった。




この姿を写真に撮った時
私はケニアを思い出していた。
あの時と同じ思い・・・
夫の後ろをチョコチョコついていく娘と
色んなものに目がいってウロウロしている息子。
子供達を見てないようで
しっかり見てくれている夫。
何だか、普通の事なんだけど
妙に愛おしく感じる。
ふとした瞬間にそう思える幸せ。

写真を撮った後
皆に追いついて、皆で手をつないだ。

私の一生の思い出。
こうやって思いでが沢山できて
私達の思いでも増えていくんだろうな・・・。


そんな当たり前の気持ちに
感謝した
幸せなひとときであった。