サウジ ビザ | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

クリスマスも終わり、本格的に私達は出発準備に入る。。
サウジアラビアのビザの説明をこの時期にやっとうける。

夫のビザがサウジで下りるまで
1ヶ月程度かかるらしい。
そのビザが降りてから
私達のビザが手続きに入る。
つまり、一緒にはサウジアラビアへは行くことができない。
私も子供も日本国籍。
(子供はイギリス国籍と両方持っているが私に合わせるようにする)
ビザの手続きは本国から
つまり日本から手続きしないといけない。
私にとってはうれしい条件。
夫には申し訳ないが・・・

夫だけ、先にサウジアラビアへ行き、
私達は日本で夫の手続きを待つ。

この嬉しいニュースは私の胸をときめかせた。
私の母はまだ、病気で苦しんでいる。もう3ヶ月も・・・
私はずーっと前から、母に会って看病をしたかった。
やっと、正当な理由で日本に帰国できるのだ。

このニュースを夫の両親に報告。
義母はやはり、猛反対。
「日本に帰らなくてもいい方法はないのか?」と・・・
ここで義父が初めて
「お母さんがまだ大変なんだから、
帰って思う存分看病してやりなさい。」と言ってくれた。
それでも納得いっていない義母に
「ビザの申請を日本で行うよう
サウジアラビアでは義務付けられている」と私はゆっくり説明した。
義母の一緒にいたい気持ちはよくわかったが、
こればかりはどうしようもない。顔がにやけるが・・・

こうして私は日本の両親に報告。
この話をきいた母はもう病気が治った気がすると
大フィーバー。
父も興奮気味。

こうして、思わぬところで日本行きの切符を手にした私!
しかし、ひとつだけ不安がよぎる。
私一人で2歳の息子と7ヶ月の娘を18時間以上のフライトに乗せられるのか?
考えただけでも厳しいことは一目瞭然。
特に2歳の息子が私の言うことをきいて一緒にいてくれるのだろうか?
途中ではぐれたりしないだろうか?
不安がどんどん大きくなっていく。
何か、この息子を常に引き付ける道具が必要だと考え始める。

次の日いいものを見つけた。
トランキという子供用のスーツケース
サイズは手荷物用のサイズ
スーツケース自体が車になっていて、
座ることも、車としても遊べる優れもの。

荷物を子供にも持たせたいときは非常に便利。
息子は間違いなく気に入るはず。

早速購入した。
案の定、息子はとても気に入った。
今でも気に入っている。
とにかく慣れさせるために、
買ってすぐに家の中で車として遊ばせる。

これで準備はOKだ。
あとは荷造りだけ・・・

こうして、出国準備を着々と進めていったのである。