こんばんは。
農家民宿 栃堀の風、オーナーのひろみです。
阿賀町移住コーディネーターとしての活動もしています。
ある晴れた日の朝。
畑の上に積もった雪上にたくさんの足跡がありました。
カラス、ハクビシンはあると思われますが、
一番右側の足跡はなんだろう??
足跡の先は
採りきれなくて木に残ったままの柿が。
鳥や動物たちにとって冬場の貴重な食糧のようです。
今は、この柿もほぼなくなってきましたが、
調べてみると、木守り柿というそうで、
収穫後の木の上に柿の実を1個、もしくは数個残しておくことをいうそうです。
木守り柿には2つの想いが込められているそうです。
柿の木への感謝。
そして、生き物への贈り物。
納得です。
ただ、我が家の場合は、採りきれなかったというのが実情で
結果として、木守り柿になったというところであります(;^_^A
最近では、クマや動物が来るから全部採れという風潮になっていますが、
うまく共存していくことが出来なくなってきているのかな。。。
現状では仕方のないことなのかもしれませんが、
少し寂しい気もします。
木守り柿のような素敵な習慣がまた行えるような、
自然、動物、人とが共存していくためにはどうしたら良いのでしょう。
里山の整備なんだろうな~。。