2023年 

6月5日

私はけん白井店の掃除中に

意識が朦朧とし、

歩けなくなってしまいました。

 

少し休めば治ると思うも。

一向に回復せず、

起き上がる事ができず、

このままでは

お店の営業に支障が出てしまうと思い、

真由美さんを急遽

呼ぶことにしました。

 

すぐ来てくれたのですが、

体調が戻らず、休憩室で横になるも

立ち上がれず。

 

心配そうに見つめられるも

救急車呼ぼうか?

の問いに、

わたしは首を

縦に振ることが出来ませんでした。

 

見かねた真由美さんは

救急車を呼んでくれたおかげで、

近隣の病院まで搬送されました。

 

救急車で、運ばれるのは

17歳の時の白血病以来でした。

 

今年で43歳

本当に幸せ絶頂の中での事でした。

 

目、聴力など検査し、

 

頭のCTと

血液検査で、異常がなかった事は幸いでした。

 

診断の結果は

突発性難聴の疑いでした。

自覚症状を携帯で調べるも

突発性難聴か

メニエール病か予想していただけに

複雑な気持ちになりました。

 

同年代のアーティストで、

キンキキッズの剛くんや

浜崎歩さんも経験されたと聞いて

現在も活躍されている中で、

命には別状がない病気の為か、

少しだけ安堵の気持ちになりました。

 

そんな中

携帯を眺める事しかできない私は、

歌手の優里さんの路上ライブの動画が

目に止まりました。

 

歌ってすごい力がありますよね。

 

私には歌うことも、

魅了することもできず、

髪の毛すらありません。

 

でも、

少しだけなら

誰かを笑わせる事ならできるかも。

 

体調が良い時って、

良い事って

いくらでも言えるんです。

 

本当に辛い時、

前向きな事って言えなくなりますよね。

 

もし

自分に万が一な事があったら

1番心配なのは、

子供の事だろうと思っていましたが、

実際に身の危険を感じた際に

思った事は、

真由美さんの事でした。

 

だから、

神様にだけお願いしました。

 

お願いです。

もう少しでいいんです。

もう少しだけ生きらせてくれませんか?

今私が死んだら、真由美さんが

大変なんです。

今まで、好き勝手にやってこれたのは

真由美さんがいてくれたからなんです。

 

もし、私が死んだら

全部抱え込んでしまうのは

真由美さんなんです。

 

子供も4人いるんです。

 

そう思うと涙が滲み出てしまいました。

 

天井を眺めていると溢れ出る涙。

 

真由美さんの足音が聞こえ、

拭い去ろうとも

溢れ出る涙に、

真由美さんは

どこか痛いの?と問いかけて

くれるも、

答える事ができませんでした。

 

原因不明のめまい

突発性難聴での回転生めまいは

重症な部類に入り、

治りにくいらしいです。

 

3分の1が完治

3分の1が改善

3分の1がそのまま

らしく、

 

片耳は聞こえなくなるかもしれません。

 

神様

片方だけでいいなら

耳が聞こえなくなっても

構いません。

どうか

もう少し生きさせて下さい。

 

今、病気に負ける訳にはいかないのです。

 

どうにか歩けるようにして下さい。

 

もし治ったら、

真由美さんには苦労をかけた分

優里さんが目の前にいたら、

(目の前にいた場合のみ)

ハグしてもいいように

お願いしようと思います。

 

なので、

 

今から、

 

これからのそんな私の人生を

【ぶっ生き返したい】

と思います。

 

 

 

回転性のめまいが治らない中、

自分に酔っている池場店長でした。

 

けん白井店では、

自慢の従業員そして、

奥様、長女、長男とアットホームな環境の中

お客様を少しだけでも、

笑顔にできるようにと働いております。

 

どうか最寄りにお立ち寄りの際には

けん白井店をご利用頂けると幸いです。

 

皆様のご来店が私のハゲみになります。

どうかどうかご来店頂けると嬉しいです。

 

いつもくだらない

池場店長の独り言をお読み頂き、

誠にありがとうございます。

 

2023年7月11日