長い梅雨で湿気た芝対策ラウンド | 桐林宏光オフィシャルブログ Powered by Ameba

長い梅雨で湿気た芝対策ラウンド

 

東京では29日連続雨が降るという記録的な長雨の今年の梅雨。
コースでは 散水しなくてもいいほどで ありがたいが
おかげで ラフは元気元気!
ラフからのセカンドショットか フェアウエイからでは 難易度が違いすぎるし、スコアにもろ反映する。
簡単にいえば ラフにいれないこと!だけど、そうはいっても 入ってしまう。
ラフの種類にもよるけれど、
浅いラフ、深いラフ、 順目、逆目、密集度が濃い 薄い、湿っているか 乾いているか・・・などなど
様々な状況がある。
そのみきわめには かなりの経験値が求められる。
アベレージゴルファーの大半は 見極められずに 残りの距離のクラブで ついつい処理してしまいがち。そして 報われない結果に・・・。
 
なので とにかく ラフに入ったら脱出に専念すること。ラフから ラフにいったのでは スコアにならないことを認識すること。
その脱出にはPWを必ず持っていくこと。
ある時 非常に厳しいライのラフにいったかたが クラブ選択に迷っていたので
「何番をもっていますか?」 と尋ねたら
「7番と 8番アイアンです!」と返答。 思わず がくっ・・。
わけのわからないラフに打ち込んだ時は 残りの距離のクラブと どうしょうもないライでもあるかもしれないことを想定して SWかPWを必ず 保険クラブとして持っていくことが必須です。
 
いわゆる、連番のアイアンをもっていかないこと。
それから、 ボールのライと共に スタンスのライの状況も 考慮すべきがある。
練習場の適度な硬さのあるマットなら 脚力を使いやすいが 長雨でぬかるんだ芝生の上からだと
ぐにゃ~と 横揺れしたり、 靴の中で 湿った靴下が ぐりゅんと滑ったり・・・・。
なかなかの脚力が求められる季節だ。 冬場の凍った地面のほうが かなり易しいかもしれない。
ぐちょぐちょの地面で スイングするというのは 練習場の環境とは かなり違う。
そういったことも理解してのラウンドをしよう。
 
バンカーも 雨で砂が湿っていて バンカーによって均一でないので なかなか難しい。
 
そんな季節感を五感で感じながら 調整して プレーするのがゴルフ。
自然児で いよう!