プレショットルーティン | 桐林宏光オフィシャルブログ Powered by Ameba

プレショットルーティン








2015年は ラグビーの 五郎丸選手の ルーティンで ルーティンという言葉が 話題となったが

ゴルフ界でも うんとまえから ルーティンという言葉は確立しています。

そこで ジュニアたちにも  

プレショットルーティンとは なにか、 

それを確立することを目指そう ということとなりました。


プレショットルーティンというのは ショットの前の準備行動 のことで

それを いつも一定にしよう!ということ。

なぜならば  ショットの前の準備行動、手順をいつも一定にしていれば

どんなに緊張していても 動揺していても 勝手にからだが 自動的に動いてしまい、

いつものショットができやすいということが狙いです。

もちろん メンタルトレーニングのひとつですが

行動を自動化することによって 不安や緊張などといったストレスにみまわれても

それらを消すことはできないけれど  遠くへおいやり、 いまやるべきことの行動を自動的にできるようにしてしまうというものです。


これは 普段の練習の段階からおこなうべきことで コースにでて いきなり行ってもうまくいきません。


左脳的ジャッジメントを準備の段階で 右脳的表現に変換し、 いまやるべきことを決断する。

それらの行程がすべて プレショットルーティン。

そこには いまおこなうべきショットのイメージもともなうし、 そのイメージたるや 外的イメージと 内的イメージが 同時進行で 行われる。 でも それら すべて 自分の感性のなかで とりおこなう。

自分流の 最高のパフォーマンスを行うための プレショットルーティンを、 自分なりのものを確立したもん勝ち。


強い人は その プレショットルーティンが ゆるがない。 だから 隙がない。

そこに 自分の 思い込みワールドが 広がる。

それが ゴルフの醍醐味のひとつ。




かといって プレショットルーティンが定まらない人は

やはり 練習不足は 否めないでしょうね。

ボールを目の前にして なにも考えずに(左脳的に) ただ感じて(右脳的に)スイングできちゃうぐらいに 練習段階での 反復練習は 必須です。それぬきで  うまくいくことは 残念ながら ありえません。


そういった 練習量が とれない現実があるまま コースにでたとしたら

そんななかでも やはり プレショットルーティンを できるだけ 確立することを心して ラウンドしましょう。


あれっ? とおもって もう一回 素振りしたくなるようなことって あるでしょうけど

そんな 不安増大確認動作をするより いつものリズムとタイミングにのって 動いてしまいましょう。

なんてったって 練習不足なのですから 確認動作する必要もなし。

コースにでて 大切にすることは リズムとタイミングを なるべく18ホール保つこと。

どんなに 心揺さぶられることがあったとしても  リズムとタイミングを保つ重要課題にすること。

1ショットに一喜一憂せずにといっても そりゃ 無理難題だから せめて 喜怒哀楽の感情は 5秒でリセットする習慣をみにつけましょう。


1,2,3,4,5 はいっ!次っ!


・・と 次への準備にとりかかりましょう。 それが 練習不足でも なんとか スコアをつくるコツです。



だって 自動的に体が動かず、 スイングもままならないのなら せめて 自分の心ぐらいは コントロールしましょう。 これは やろうと思えばできます。 心が痛くても 身体の痛みよりは 動かそうと思えば動くから。 
そんな 心をブロックしているのも また 自分の心なり。 やっかいだね。 だから 自分で自分に言い聞かせて 自分の心をコンロトールするように 努力することが トレーニングなのです。 がんばりましょ。