桐林塾ジュニアスクール東我孫子校 豪雨と夏日スクール | 桐林宏光オフィシャルブログ Powered by Ameba

桐林塾ジュニアスクール東我孫子校 豪雨と夏日スクール


きのうは 大雨から はじまり、大晴天の夏日、夕方の豪雨の 過激な一日。

気圧の変化が はんぱない それでも がんばる 桐林塾ジュニアスクール東我孫子校。

朝からの大雨で 雨があがるまでは 室内トレーニングで、 先月のアスレチックトレーニングの復習と  サッカー&ゴルフ談議。

ゴルフに長い時間 携わってる私とコーチ陣は やっぱり  サッカーには あまり興味なしという感じ。

サッカーは サッカーとしてのスポーツ特性があるので ゴルフのスポーツ特性とは 真逆、対局に いるといっても いいかもしれない。

でも サッカーは スポーツビジネスとしては すばらしく大成功していると思う。 ゴルフの比では ない。 サッカーのプレーヤーでない サッカーファンが あれだけ熱狂し、 はたまた けんかや 暴動まで起きる。 ゴルフでは ほぼありえないことだ。 まして ゴルフの試合では 「お静かに」の札があがり、ギャラリーのざわつきを静止する。 サッカーでは ありえない。無観客試合で もりあがらず 妙だったという話は きくが ゴルフは 静かに おこなうスポーツ。

そして ゴルフは 審判員が存在しない。 審判は 自分だからだ。

審判がいないスポーツって ほかに あるかな、思いつかない。

もし サッカーに 審判がいなかったら 大動乱、大ゲンカが はじまってしまいかねないかも・・・。と 思える。


サッカーの起源といわれる話をした。




最も有名なのが中世イングランド説。

8世紀頃のイングランドでは戦争に勝利すると
敵国の将軍の首を切り取った首を蹴って、戦争に勝利したことを称えたといわれる。

それから、大衆に「祭り」や「遊び」として広まり
隣町のゴールまで競って蹴りあったり、
村同士で1つのボールを互いの村の決められた地点まで運んでいくなど
ルールはほぼ無いに等しく参加人数も手や身体の使用制限も
開催される地域や場所によりさまざまであった
と、されるのが中世イングランド説であるようだ。


敵国の将軍の首を蹴っていたという なんとも おどろおどろしい起源。

それから 洗練されたスポーツと進化していったのだが

もともとの起源から まさしく格闘技のカラーが強いと思える。

だから からだと からだのぶつかり合い。

審判員の目を盗んでのテクニカルも技として 磨くこともあるようで、

ゴルフとは まったく異質なものである。

だって ゴルフで 審判の目をぬすんでの技って あるわけなし。審判は自分だから 。



ゴルフルールブックの第1章は エチケットの項目となっていて
そのなかに 【ゴルフの精神】がある。
「ゴルフはほとんどの場合レフェリーの立ち合いなしに行われる。また、ゴルフゲームは、プレーヤーの一人一人が他のプレーヤーに対して心配りをし、ゴルフ規則を守ってプレーするというその誠実さに頼っている。プレーヤーはみな、どのように競い合っているときでもそのようなことに関係なく、礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーで立ちふるまうべきである。これこそが、ゴルフの精神なのである。」
以上のように サッカーには あてはまらない精神である。
だから サッカーの試合での 闘争心を ゴルフゲームに もちこむことは あわない。 サッカーが 体の格闘技であるとするならば ゴルフは 心の格闘技だ。 礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーで・・・・なんて いうと 冷静沈着なプレー態度がのぞましいようだけど、決してそうではない。
心に 熱い闘争心、自己実現意欲をもちつづけ、決してあきらめない粘り強さをもって 約5時間のゲームを 孤独に戦うのだ。
喜怒哀楽の感情は すべて 自分の中で処理し、良い結果も悪い結果もすべて 自分でうけいれ その感情のコントロールをおこないながら 5時間ものあいだ過ごす。 なんて サディスティックなスポーツなんだろう。
どんなレベルのプレーヤーであっても、自分の心のなかにある不安が最大の敵で、そこに 心の格闘技としての 持ち味があると思う。
ただ、お散歩ゴルフだったり、 うきゃゴルフだったりでは 得られることができない 心の格闘技のゴルフ。それは しんどいけど そこに味わい深いものがあり、 ゴルフの奥座敷だ。









それにしても 審判員がいなく、自分が審判であるという ゴルフの最大の特徴。

そんなゴルフの精神にのっとって プレーをしている、ゴルフというスポーツをおこなっていることを ジュニアゴルファーたちには それを 誇りにおもって 自分を高めてほしいと願う。

チームプレーなら チーム内での相談や 励まし、アドバイスもあり、それは それで すばらしい力をはぐくむが  ゴルフの試合では アドバイスを与えたり、求めたりしても ペナルティがつく。

だから すべて 自分で準備し、ジャッジし、決断し、実行し、そして感情のコントロールを行う。

それら 洗練されたマナーとともに。

あ~ 洗練されたマナーって きっと これでよしとか これで できたという終わりは ないんだろうな。一生かかって 磨き上げていくものなのだろう。 そうして ゴルフに生かされ、ゴルフから 教えてもらい、自分が磨かれていくことができれば 幸せなことなのだと思う。

いろんなスポーツがあり、それぞれが特性がある。 それを理解し、いろんなスポーツに取り組み、そこから それぞれ学び取り、そして 自分にあっているスポーツにめぐりあえたら いいね。

わたしは 人生 いろいろめぐった挙句に ゴルフに巡り合えて ほんとに よかった。

ラッキーだった。 すべての事象に無駄は無し。 ありがとうございます。

これからも  多くのゴルファーのみなさんと 一緒に 歩んでいけたら ありがたいことです。



ジュニアのママ、パパたちも がんばった。

親子で 真剣に学べるゴルフって すばらしいね。

保護者が 応援しているだけでなく、 一緒に学べて、 一緒に成長できるゴルフ。

ゴルフプレーヤーが最大のゴルフファンです。

ママたちも 毎月 進歩を重ねています。 微笑ましいです。








それにしても 豪雨、夏日、また豪雨の一日。 みなさん ほんとに よく頑張りました。

わたしも ちょっと 熱中症ぎみです。 まだまだこれからが 夏本番、 体調管理もがんばりましょ!