真夏日の向上心 | 桐林宏光オフィシャルブログ Powered by Ameba

真夏日の向上心

暑い真夏日が 続いているこのごろ。

いつも 練習場で テクニカルレッスンでおこなってる ソフトボールトレーニングを コースにもちこんで スイングイメージインプット!

動くハザード、 動かないハザード…いろんな ハザードが あるコースのなかでは なかなか自分への意識集中力が 働かないことが多い。

コースのなかで 自分の イメージした やりたいスイングができるっていうのは  豊富な 質の高い練習

(量だけ多くでも 質が悪いと これも 問題。 なんにも しないのも 問題だけど、 なんにもしなくても 質の高いイメージトレーニングをしていれば 少しは 効果がある)と、

 自分がやろうとしいるスイングを信念をもって やり遂げる勇気と決断力が 必要。 これかなり 必要で 大事なこと。

これって 信念とか 決断力って その人の持っている人間力が 関わってくるから ゴルフの場面だけで やろうとしても いざという インパクトの瞬間に ゆるんだりしてしまう。 多くゴルファーをみていて 思うけど その信念とか 決断力って パットやバンカーに 現れやすいとおもう。 ロングショット系の フルスイングできちゃうものは 勢いや 筋力で なんとか なる部分もあるけど 静かに動く、最終結果に結びつくパットや、 ハザード内からのバンカーショットでは 実際に球を打つ技術のほかに そのストロークを行う上での心持ち、心構え・・・・ 信念、決断力、 開き直り感、思い込み力、勇気が必要になってくる。




スイングのほんの一瞬のことなのだけど、ゴルフのもつスポーツ特性ゆえ

そのメンタリティの整理が求められる。

ゴルフは ボーリングや アーチェリーなどの 環境が安定して状態でのスポーツではない。 サッカーや バスケットみたいに 状況が常に変化する忙しい対戦競技でもない。 空間距離が保たれていても バレーボールや バトミントンのように チームプレーでもなく、  テニスとも 違う。 相手の球にあわせることはない。

野球も 近しい部分はあるけど ゴルフは オープンスキルと クローズドスキルの 複合体の特性をもつ。 それをまず理解しようね。

コースは 環境がつくられているけど、 同じコースをまわっていても 二度と同じライには めぐり合わない。天候、気象条件が違う。毎回変化が起きる。ピンポジションも違う。 同伴競技者も違うし、 同じだとしても 同伴競技者の心身の状態が毎回変化する。非常に 複雑怪奇だ。毎ショットごとに 生涯最初で最後のライにめぐり合うのだ。そのたびに その対処方法を求められるなんて なんて やっかいな!

環境が安定している いわゆる練習場は ゴルフの本質とは 違う。 球を打つ実行の部分だけのことであると認識している必要がある。 だから 練習場で できて コースで 出来ないのは あたりまえのことで それを 嘆くこと自体 時間とメンタルバッテリーの浪費であることに 気が付くことがまず大切。

練習場で 行っているテクニカルスキルを コースのなかでの パフォーマンスにつなげるものは、 予測力、作戦力、状況判断能力、分析力、イメージ力、決断力、実行力、信念、勇気、思い込み力、闘争心、自己実現意欲、コミュニケーション能力などの メンタリティが その つなぎのものとなる。 それと、 もちろん スイングの再現性を高め、持久力を維持する フィジカル能力が必須。

その つなぎのトレーニングを どれだけ積んでいるだろうか。

ゴルフは 球数をいくら打っても、 どれだけ たくさんラウンドしても テクニカルスキルだけでは 頭うちになる。





ゴルフラウンドは 1ラウンド 約5~6時間(お昼休憩も含む場合もあり)かかる。 そのうちに 実際に 球を打ち放っている時間は パープレーで 回る人で 5分ぐらい。 多くのアベレージゴルファーにしても 10分以内。

1ラウンド 5時間かかるとしたら 球を打ち放っている 時間は 10分だとすると あとの 4時間50分は なにしているの?

アニカソレンタム いわく 「休んでいる時間 」と いったそうだが

4時間50分は 歩いたり、 同伴競技者のプレーを見ていたり、 考えたり、いろいろ準備したりする時間だ。その待ち時間をマネジメントする能力が必要になる。

朝一の 体力と 5時間後の 体力は パープレーで 回るひとでも かなり 消耗する。 だから アベレージゴルファーは 前半、中盤、後半、終盤で 体力、筋力の維持、 かなりちがってあたりまえ。 その自分の身体の変化も ジャッジする必要がある。 やりたいスイングが もうできない パンパンの筋肉かもしれない。 気持ちは イケイケでも もう筋肉が ゆうこときかんかもしれない。 だから このぐらいの スイングにしようとかのジャッジ能力も必要。







ということは 自分への意識集中能力が 高いということが 必須条件。

自分の体に意識をむけ、 体のすみずみまで 認知でき、 動きがわかり、 それを イメージどおりに 神経に伝え 筋肉を動かすことができること。

そして 望ましい動きと エラーの動きの違いが わかること。

体、筋肉の動きのレベル評価ができること。

そして 心の変化にも 気づくことができること。

自分を客観視できること。あ~・・・・ やること 満載ですね。 だから ゴルフって 面白いんだね。 真剣に取り組めば取り組むほど そんな 自分のメンタリティにも 嫌でも気づかされる。 そして ゴルフのパフォーマンス向上のために メンタリティの向上をしようとする。 そうすると ライフスキルも身につき、日常の生活まで 好循環が起きるのだ。 それって すばらしい変化!

そして ゴルフを元気に行うために 健康に気遣うようになる。

ゴルフのパフォーマンス向上を目指すことによって 心身ともの健康を手に入れることとなる。それが 正しいパフォーマンス向上の道。

しかし  道を誤ること しばしばある。 できれば 迷い道せず、 遠回りせず、 痛い思いせず、 健全に 正しい向上の道を歩みたいものだ。

そんな 水先案内人に なっていたいものだと 日々思い、 自らの 遠回り人生、 痛い思い人生を糧に  ゴルフ道の案内人 で いたいと思います。

長持ちするように がんばります!