歩きのラウンド | 桐林宏光オフィシャルブログ Powered by Ameba

歩きのラウンド

取手国際GCでのラウンド。

この日は 一人乗りカートに乗らずに 思い切って 歩きでのラウンドにチャレンジ!

取手国際は 乗用カートはなく、 すべて キャディさんつき 歩きのコース。


歩きでのラウンドは どれぐらいぶりだか 定かでない。

乗用カートでないので  どこまで 歩行できるか 心配だったが

お天気にもめぐまれ、 無事に ワンハーフできました。


激痛は なくなりましたが終盤 足腰が重くなり、

あれっ  どうやってあるくんだっけ? と おもったことも何度かあり。


元気にすたすた歩いているメンバーのみなさまをみていると  前は なにも感じなかったけど

歩けることのすばらしさを実感。

そして 自分の状態の非常事態もあらためて実感!

実際、 まっすぐ なるべく 足をひきずらずに歩くことで 精一杯。ショットは いろいろ暴れるけど

よいお天気だったので なんとか大丈夫でした。

でも スイングも もちろん できる動きで ごまかしているので ロングショットは まあ こんなもんかと欲はかかないけど、ショートゲームは さほど影響ないはずだが・・・・。


得意の男うちと バンカーショットが いまいち。 やっぱり右股関節の可動域が狭いため イメージどおりにうごかないので イメージどおりの球すじにならず  ちょいとがっかり・・・・。


実は 得意のパターもセットアップのとき スタンスとるときが 股関節の安定が いまいちで 

いまひとつ感じがだせないのが残念。


フィジカルスキルのなさを痛感します。

やりたいことができないのって いかんね。



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なんとなく 春ごろから 右足をひきづりだした。 特に転んだとか 事故をおこしたとか あれが原因というう思い当たる事件は なにもないのだが  5月ごろか  ラウンド中に 同伴競技者のかたに

「なんか 右足引きずって歩いているよ」といわれて 初めて 右股関節が おかしいことに気づく。


それでも なんとか歩けるし  ゴルフもできるから 無視して 日々 あわただしくすごしてきました。

ただ そのうち だんだんと 夜 仰向けに寝ることも激痛でできなくなり、 まあ いつも 寝不足だから 関係ないか・・・・みたいな 目の前のやるべきことに集中して  自分のからだは そのうち良くなるだろう・・・みたいな 気力でカバーする状態が続いていました。


しかし 夏の西那須野合宿で 腰のきりかえしの連続動きのデモンストレーションをおこなったら そのときに 股関節の激痛がおこり、 歩くのも 右足を一歩ふみだすのに  すごい勇気と時間がかかることになってしまい はじめて やばいことになったと実感。


それから テーピングぐるぐる状態で なんとか しのいだ夏だったけど・・・

皆様心配してくださるなか、H医師のご紹介で MRI撮ったり 整形外科いったり  いろいろ考慮したなか

いまのところ 手術はせずに リハビリをおこなって機能回復をめざそうということになった。


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それで 出版も無事にすみ、ひと段落した9月末から リハビリトレーニングを開始。

楽観的な態度で 気力で 体力をカバーするような 無茶な生活がつづいていたが

いくらでも頑張ることはできてしまい、そんな自分を応援してしまうような自分がいた。 追い込み型なのか。でも それは 間違っていたことを最近  リハビリするほどに あらためて感じるようになった。


自分の股関節の状態を含め フィジカルの状態が あまりにもずさんなことに気づかされた。

昔 鍛えていたころの 筋肉関係の貯蓄は ほぼ使い果たし、 気力しかのこっていないことがわかった。


日常生活に支障なくふつうに動ける人以下の状態の股関節ということで

でも 不思議と ゴルフの動きになると できてしまう。

だから 大丈夫だと おもっていたけど  かなり いかんことがわかった。


いろいろと 生活行動パターンによる弊害もあり じょじょに蓄積されて いまの状態になったということが だんだん理解してきた。

いままで 振り返る余裕もなく 前しかみないで 走り続けてきたけど。

ちょっと 振り返ってみたら  そりゃ そうだよな。 いたしかたあるまい・・・って感じで

気づいたら さっさと 優先順位をいれかえねば 今後の目標達成に悪影響になる。


各地の部屋のかたづけをはじめ、 取り急ぎ リハビリトレーニングできる スペースはつくり、

毎日少しでもできるようにしています。

その効果か  仰向けに寝ていても激痛はなく 足をクッションにあげなくても 眠れるようになりました。


まっすぐ立つことが こういう感じ(いまはまだ違和感あるけど)というポジションを理解しました。

体の現象、故障の原因がわかり、目指すべき姿 方向性がわかれば 目標設定できます。

そしたら それにむかって 心も体も動き出します。そうなれば あとは 好循環にはいるので

正しい努力をするだけ。


ゴルフのパフォーマンス向上もそういう手順だよな。

現在の状態を客観視でき、 過去未来とのはざまの現在で では

 これから めざすべき方向と なにを努力したら よいのかということに気づくことが大事。

セルフイメージをどうもつかで 方向性と 取り組み方  好循環にはいるか 悪循環にはいるかのわかれめになります。


やはり客観視の必要性を強く感じます。

もう一人の自分が 自分を観察し、 コントロールできることが ゴルフにおいても 生活においても 必須だと思います。

それには いそがしすぎて 字のごとく 心を亡くす状態だと 気づきません。


そんな 時間のマネジメントする客観視も必須ですが わたしには それが 不足しています。

時間と体力、気力のバランスが わるいみたいで  そこのバランスをとることが 今後の目標です。


恵比寿の R-BODY PROJECTに通わせてもらって ほんとによかったと思います。

木曜日も 公和レッスンのまえにいってきましたが良かったです。

自分のことだけなく そこに通うなかで いろんな発見があります。

体のしくみや 運動機能のことなど 自分の体をなおしながら  さらにゴルフの勉強にもなり

みなさまのからだの使い方の研究にもなり ありがたいことだと思っています。


これも からだを壊したからこそ 気づけることだと ほんと すべての事象は無駄がなく  すべての事象に感謝することで  好循環にはいっていくのだと思います。


こころが からだを動かす。


でも からだを無視しちゃ いけません。

耳をすませて 自分のからだと対話し からだとこころを一致させて つかわなきゃ 役に立ちません。

みなさんも一緒に  体もこころも 鍛えましょうね。