『日米会話手帳』 ってご存知ですか?
戦後、はじめて出版されたものらしく、
今でいう英語教材のように英語でどう言ったら良いか、などの例文が書かれていたみたいです。
今年たまたまこの存在を知るきっかけがあって、
私は今回はじめて中身のお話までを聞く機会がありました
『日米会話手帳』(日米會話手帳、にちべいかいわてちょう、英:ANGLO-JAPANESE CONVERSATION MANUAL)は、1945年(昭和20年)9月15日(奥付では10月3日)に日本で発行された英会話用の小冊子である。わずか32ページのごく簡単な内容ではあったが、玉音放送のわずか1か月後に発売され、連合国軍による占領開始直後の日本で総計360万部ないしそれ以上が発行された、戦後初のベストセラー(ミリオンセラー)書籍として知られる。
(Wikipediaより)
わずか32ページというコンパクトさなのですが、とても役立つフレーズがあって感動しました
「I. 日常会話(Everyday Expressions)」、「II. 買物(Shopping)」、「III. 道を訊ねる(Asking the way)」の三部構成となっており、各ページの左側に日本語の例文とそのローマ字表記、右側に、それに対応する英語とそのカタカナ発音がそれぞれ表記されている。掲載されている文例は79で、他に173語の英単語が掲載されてる。
だそうです!
1945年というと、今から77年前。。。
そんなにも前に使われていた言葉なのに、今でも十分活用できるフレーズがありました。
言葉は日々進化し続けていいますが、それでも77年前に使われていた言葉が今でも
使えるということになんだか人間って神秘的だな~、なんて感じました。。。
さらに、
発音の仕方までさらっと解説してあって、とても感銘を受けました
たとえば、、、
What's the matter?
をそのまま読むと
ワッツザマター
となるのですが、
この『日米会話手帳』には、
「ウァッツァマタ」
と書かれているのです。
あと、
Take your seat, please.
は、そのままだと
テイクユアシートプリーズ
なんですが、
『日米会話手帳』には、
「テイキョウ・スィート・プリーズ」
と書かれているのです。
これって、今でいう”リンキング”とかにあたるところなんですよね。
実際にしゃべる時の音と字面で見るのはちょっと違う
というところを指摘しているのがすごいと思いました
いつの時代も英語を学ぶ日本人。。。
素敵なことです
Have a peaceful day!!