[一般質問 要旨]都立戸山公園の整備計画について | 新宿区議 鈴木ひろみオフィシャルブログ Powered by Ameba

[一般質問 要旨]都立戸山公園の整備計画について

都立戸山公園内にある
戸山多目的運動広場は
整備までの暫定利用として活用されており、
サッカーや野球、ゲートボールなど
あらゆる世代のスポーツを楽しむ
皆さんに注目されています。

かねてより、東京都は整備計画として
多目的運動広場と西側部分が一体となった
総合運動場の整備計画がありました。

しかし、公園内に
人骨が埋まっているのではないかという
意見があがったことにより、
計画は凍結していました。
ようやく発掘調査が今年6月に終了し、
区民から今後の公園整備は
どのようになるのかという声が聞かれます。

平成21年度に新宿区で実施された
「区政モニターアンケート」において
生涯スポーツに関する意識調査を、
平成22年の「新宿区スポーツ環境調査」において
スポーツ・運動に関する意識や実態についての
意識調査を実施したところ、多くの区民の方が、
今後は専門の競技に特化した運動場ではなく
気軽に使える運動広場を希望するという
回答をされています。



都立戸山公園の整備に対する
東京都の見解の把握を!

ひろみ:今後の都立戸山公園の整備に対する
    東京都の見解とその後の考え方を、
    現在、新宿区がどのように把握しているのか、
    ご答弁ください。

答弁:本年6月、
   当該地の発掘調査が終了したことを受け、
   9月12日に、担当部署で東京都に赴き
   整備計画の進捗について確認したところです。
   その際、都の担当部署から、
   現段階では整備計画は進捗していないが
   整備計画自体に変更はないとの回答を得ました。



公園整備にあたる区民ニーズの把握にむけて取り組みを!
ひろみ:都立戸山公園整備計画においては、
    平成9年時点に東京都から
    陸上競技用トラックを備えた
    総合運動場をつくる計画が
    提案されておりましたが、
    既に計画から14年も経過し、
    区民のニーズは変化をしていると考えます。
    今後どのように区民のニーズを
    整備に生かしていくのか伺います。

答弁:区では平成21年度
   第1回新宿区政モニターアンケートを、
   平成22年度新宿区スポーツ環境調査を
   実施しました。
   今年度は、早稲田大学スポーツ科学
   学術院教授を座長とした
   「(仮称)新宿区スポーツ環境整備方針」策定に向けた
   有識者意見交換会を立ち上げ、
   その第1回を今月開催します。
   この会議において体育協会・
   スポーツ推進委員協議会等の
   スポーツ関係団体をはじめ、
   町会や障碍者団体等の
   各分野の代表の方々とともに、
   区民ニーズを反映した
   総合運動場のあり方について検討します。

   また、整備計画が進捗する際には、
   現在の利用団体の皆様の
   ご意見等も伺う機会を設け、
   併せて都に要望してまいります。



整備後も区民優先で使える運動場に!
ひろみ:現在の多目的運動広場は区民優先で
    使用していますが、
    整備後は都民全体で公園を
    利用することになり、
    借りにくくなるのではと
    不安の声が上がっています。
    都が整備を行う際でも、
    新宿区民が優先的に戸山公園の利用ができるよう、
    東京都に強く要望をしていただきたいと
    思いますがいかがでしょうか?

答弁:区は今後も、
   総合運動場の整備の早期実現に向け、
   引き続き都に強く働きかけてゆくとともに
   施設整備後についても、
   新宿区民の皆様がより一層
   利用しやすい施設となるよう
   重ねて要望してまいります。