[代表質問 要旨] 若者施策について | 新宿区議 鈴木ひろみオフィシャルブログ Powered by Ameba

[代表質問 要旨] 若者施策について

わが国では、15歳から39歳までの
若年無業者、いわゆるニートの数が
約80万人で推移しています。
平成19年に新宿区で行われた
独自調査によると、
区内の20歳以上35歳未満の
ニートの数は1420名と言われています。
20代、30代をとりまく就労環境は
非常に厳しいものであります。
現在、私は27歳。

同じ世代の人たちが抱える問題は、
もはや他人事とは思えません。



若年者の早期離職対策の推進を!

ひろみ:厚生労働省新規学卒就職者の
    在職期間別離職率の推移によると
    三年以内離職者の割合は、
    平成19年 中卒65.0%、高卒40.4%、短大卒40.5%、大卒31.1%
    一年以内の離職者の割合は、
    平成21年度 中卒40.1%、高卒17.1%、短大卒17.0%、大卒11.4%
    本区の、早期離職に対する今後の取り組みについて伺います。
    
区長:ハローワークと連携した
   若者向けセミナーを実施、
   東京しごとセンターが実施する
   就職スキルアップ実践講座などの
   情報提供のほかに、
   区として「地域企業就業支援事業」を
   実施しています。
   今後の実績を踏まえ、
   来年度以降の継続も検討してまいります。



不登校児対策の徹底を!
ひろみ:本区の不登校対策に関する
    取り組み状況と今後の施策について
    区の所見を伺います。

教育長:今年度新たに「不登校対策委員会」を設置し、
    さらに各学校に不登校対策を具体的に指名。
    担当教員の情報交換の場として、
    担当教員連絡会を開催し、
    小・中学校間の継続的な指導、
    不登校の未然防止に努めています。
    委員会において、
    今年度作成を予定している
    「不登校対策マニュアル」を活用し、
    支援体制の充実を検討してまいります。



義務教育段階からのキャリア教育の拡充を!

ひろみ:キャリア教育として義務教育段階からの
    コミュニケーション力を高める取り組みについて、
    また、今後の義務教育段階からの
    キャリア教育の展開のあり方について伺います。

教育長:各学校では
    コミュニケーション力を高める授業を
    展開できるよう支援して参ります。
    小学校では職場訪問や、インタビューなど、
    中学校では5日間の職場体験を実施しており、
    キャリア教育の中核として位置付けています。
    今後、区内企業、商店や大学等への
    働きかけを行うなど、
    キャリア教育の充実を図ってまいります。