介護支援ボランティアポイント制度についての視察

「介護支援ボランティア制度」とは、

高齢者の介護保険料の減額と

地域貢献と、介護予防を目的として

制定された制度です。

65歳以上の方が、

地域で介護支援のボランティア活動を

することにより

ポイントを付与され、

そのポイントに対して

最大５０００円の交付金が交付されます。

高齢者の増加に伴い、

年々増加の一途をたどっている保険料の

軽減にもつながる画期的な制度で、

２００９年より

新宿区の社会福祉協議会でも導入されました。

私は、某政治スクールで「介護」についての

勉強を行う分科会に所属しております。

その勉強会の中で

「是非、介護支援ボランティアの制度の先陣を切った

稲城市で話を伺いたい」

と参加者全員の意見が一致。

稲城市に視察に行くこととなりました。

ゼミ長のあさの克彦　都議会議員が

稲城市のしのづか元　都議会議員に

お願いをしてくださり

そのおかげで、

石川良一稲城市長からも

直接お話を伺うことができました。

市役所にて制度に関するご説明をいただいた後、

軽費老人ホーム、デイサービスの

「ハーモニー松葉」にて

実際に介護支援ボランティアとして

働いている方のお話も伺うことができ、

大変有意義な視察でした。

稲城市と新宿区とを比較したところ

まず、新宿区での広報活動は

圧倒的に少ない気がします。

また、現在の登録者数などの公開が

なされていないなど

現状や目標の数値が明確でない点も

この制度が区の高齢者に周知されていない

原因のように感じます。

実際にボランティアをされている方の姿を

自分の目で見て、

この制度が

ご自身の介護予防にもつながり、

それが、いきいきとした地域社会に

つながるであろうということは確信できます。

だからこそ、多くの自治体が

この制度を導入していこうという

動きをとっていることも納得できます。

せっかく制度を導入しているのだから

新宿区としてもしっかりとした

制度運営をしていくべきであると感じました。

稲城市介護支援ボランティアポイント制度についての詳細

http://www.city.inagi.tokyo.jp/kurashi/fukushi/kaigohoken/kaigosien/index.html