ことだま・・・・・・
言霊・言魂と言う字を書く。
言葉には霊力、魂が宿っているという意味だ。
まさにその通りで、私たちの言葉には
それを声に出そうが心の中でつぶやこうが、そこには魂が宿っている。
たとえば、何かにチャレンジするような場面で、
『できない氣がする』
『無理かも・・・』
という言葉を発したら（心の中でつぶやいても）
その時点で出来ない結果がほぼ確定する。
『できる！』
『クリアするぞ！』
という言葉を発すると、出来る可能性がグーンとアップする。
あなたも、そんな経験があるんじゃないかな？
私たちが生まれたときから毎日のように耳にしたり、目にしている言葉があるんだけど・・・
なんだと思いますか？
そう！
『名前』です。
（タイトルに書いてあったね（笑））
自分の名前って、実は生まれる前に自分で決めてきた。
名前には、ちゃんと意味があるのだ。
私の名前は父とおじいちゃんがつけてくれたんだけど、
生まれる前に父の耳元で
「私の名前は『ひろ美』だよ」ってささやいた（笑）
名前を付けてくれた人は、
まるで自分が決めたように思っているけど、実はその役目をしているだけ。
名前の意味なんだけれど、
たとえばわたしの名前『ひろ美』の場合・・・、
『美』は、美術の美。絵なんだよね。
絵をひろめることによって、自分がひろがる。
これってね、自分自身が決めてきたことだから
自分が、
しっくりする
腑に落ちる
氣分が良い
ウキウキする
そんな氣持ちになるんだったら、それが正解。
それから、
必ずしも人生の目的や使命と直節的な意味があるとは限らない。
たとえば、私の娘の名前は『渚』なんだけど、
娘は海（港とかではなく、浜辺のある『渚』）が大好きで、海から徒歩５分の場所に引越した。
海は、娘にとって
心が本当に癒される場所。
心があらわれる場所。
自分に戻れる場所。
とっても大事な場所なのだ。
『渚』には、
そういった意味というか、想いが名前にそのまま表れている。
私は、自分の名前がずーっと嫌いだった～。
子どもの頃は『すみれちゃん』という名前に憧れたな～（笑）
でも、
名前を自分で決めてきたこと、しかも、こんなに素敵な意味や想いを知れたことで、ものすごく愛着がわいたのだ。
今世を豊かに楽しく生きるには、
自分自身を大事にすること、
自分自身を愛することが、大切なんだけれど・・・、
自分の名前に愛着が持てたら、
愛するポイントが一つ増えることになる。
過去の私のように、
「自分の名前が嫌い」とか、「好きじゃない」って思っていたら、
自分への愛がその分、欠けてしまう。
もったいない！
だって、毎日のように目にしたり書いたりするし、
一生、一緒に過ごすのだから（笑）
そうそう、名前とは関係ないんだけど、
『気』という字を書くときに『氣』という字を使うようにした。
理由は、言霊のチカラを意識したからだ。
もともと、『 氣 』という字だったのだけど、
第二次世界大戦後、日本はアメリカの占領下に置かれたとき、漢字の見直しが行われた。
『 氣 』は『 気 』となり常用化され、教科書にも「 気 」が採用された。
日本の漢字には、ちゃんと意味があって
『氣』は、エネルギーを意味している。
アメリカ人は言霊もわかっていたんでしょうね。
『 気 』の場合、エネルギーを〆(しめる)となり、エネルギーが押さえ込まれている感覚なのだ。
（漢字に限らず、日本の底力を封じ込めようという当時の名残は実はたくさんある）
ということで、エネルギー大好きな私は（笑）
『氣』を使うことにしている。
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