ずっと、たぶん、自分で記憶の奥底に封印してたのだと思います。


命懸けで、毎日


ほんとに命懸けでお母さんを守ってきたつもり


いや、『お母さんがそばにいる自分』を守りたかったのかもしれません。



前回のブログに書いたYouTubeの件がきっかけで


封印していた、思い出さないように凍らせていた記憶が、少しずつ溶けだしている気がします。



今日は、お母さんが自力で排便できなくなって


看護師さんに摘便をしてもらっていたことを思い出しました。


『痛いよぉ~』って何度も言ってたお母さん


『あともう少しやで!がんばろな!』


励まし続けた私?


他人事ですよね、私がされるわけじゃ無し


お母さんばかり頑張っていたんです。


すごくすごく頑張ってくれてた。



あーあかん


泣いてしまう。



自分を責めても仕方がないのは分かってるんですけど


お母さんにどんだけ我慢させたんやろうって



お母さんが経験したこと全部


私やったら耐えれてたんか?って



私が命懸けでしてきたことは


お母さんにとって痛くて苦しいことばっかりで



書きながら、自分の気持ちを落ち着かせようとしてるのですが


自分と向き合わないと、その先に進めないって思うし



でも、どうやったら自分を許せるのか


向き合えるのかよくわかりません。



お母さんが天国で、全然気にせんでええんよって


言ってくれてるやろなって思うんですけど


笑顔も想像できるんですけど



お母さんは私のためやったら


自分の気持ちも意思も全部犠牲にして


私の味方をしてくれる人なので



なので、


なので…。




認知症に、重度の認知症になったお母さんだから


なんにも分からないから、痛いとか余命とか


なんも考えずに済むからってずっと思ってたけど


認知症でよかったかもって思ってたけど



認知症だって、痛みもわかるし


嫌な気持ちにも悲しい気持ちにも淋しい気持ちにもなる。



わたしのこと、『私の娘』って最後までわかってたから



相変わらず、もう何を書いてるかわからなくなってきましたが



今はまだ、あの頃の記憶が解けて溢れ出るのは


つらくてつらくてたまりません。


もっと時間が必要みたいです。



大好きなお母さん



明日はね、健常者と障がい者の交流を深めるイベントに私の作品を出品するんだよ


もう40年も続いてるそのイベントは


高齢者や妊婦さんなど配慮のいる人が誰一人不自由なく、同じ生活が当たり前にできる時代になることを、まずはこのイベントで実現させていこうという目標があるそうです。



イラスト ノーコピーライトガール様










アロマの香りの力で、少し元気が出ない日や


緊張してる時や、心が揺らいでる時に


皆さんが癒しに触れられるように


そんな思いでつくりました。



明日がイベント当日です。



おやすみなさい