コロナワクチン4回目を摂取した日に図書館で借りた本が今月の一冊です。
前回は発熱して寝込んだので、接種後暫く家で大人しくするために借りました。
図書館に入荷したばかりの新書でした。10月末に発刊された本です。
メジャーリーグ、プロ野球選手を中心に年間200名のグラブの製作、監修する著者。
シアトルマリナーズ時代のイチロー選手のクラブも手掛けられています。
彼の用具選びは妥協はありませんから、それに応えるのは並大抵ではありませんね。
ミズノではスポーツ用品を製作する作り手には、熟練度を表す階級が設けられています。
マイスター
クラフトマン1級
クラフトマン2級
クラフトマン3級
技能1級
技能2級
著者はその最高峰の「マイスター」です。
何が凄いかというと「選手の要望に応えること」に徹底していることだと思います。
選手に「使えない」と返されても「なぜか」をしっかり聞いて次に必ず生かしています。
自分本位ではなく、相手本位でモノづくりを考える。
そんな大事なことを学んだ一冊でした。