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ありがとうございます
今回のMSD再発の告知
移植後の再発が何を意味するのか
看護師のわたしには
よくわかるので
本当にショックではあります。
ただ、恩恵もありました。
それは、夫がわたしにとって
どれだけ大事な存在なのかを
思い出させてもらえたこと🍀
脊髄腫瘍摘出手術の入院中や
退院して自宅療養中の夫に
わたしは、自分でもどうしようもない
ネガティブな感情を抱いていました。
脳梗塞の後遺症で
高次機能障害が残り
いろいろとやらかす夫に対しての腹立たしさ
その脳梗塞の発端となった
主治医の判断ミスに
直感を無視して従ったしまった
自分自身への後悔の念と怒り
リハビリに消極的で
わたしが夫のモチベーションにはならないことへの
いらだちやさびしさ
そんな様々な想いがないまぜになって
常にイライラしていました。
夫といても
なんだか知らない人といるような感覚
いっそ、一人になったほうが
氣が楽なんじゃないか
そんな思いにすらなったことがあります。
あれほど大好きだった夫に
そんな感情を抱く時が来るなんて・・・
そんな意識が
今回の再発劇場を引き寄せたのではと
思ってもいます。
でも血球が減り始め
再発の懸念が出始めたころから
「夫を失いたくない。やはり夫はわたしにとって
かけがえのない、愛おしい存在」という
なつかしい（笑）感情と感覚が
湧きあがってきました
夜中、目を覚まして
隣で夫の寝息が聞こえている
それだけで、有難くて
涙が溢れてくるのです。
夫に移植された息子の造血幹細胞の
DNAの半分は、わたし由来
であれば、わたしの意識が
夫の身体にも作用してもおかしくありません。
ということで
今は、とにかく夫に笑顔でいてもらえることに
フォーカスをあてて日々を過ごしています。
そしてそれが
わたしにとっても
なんとも心地よいのです。
今回の再発劇場は
多くの恩恵もありました。
でも、もう病の力をかりる必要はありません。
もう夫は病でいる必要はないのです。
だから
天に向かって叫びます。
「宇宙で最大のエネルギーが愛だというのなら
愛が奇跡をおこすことを、わたしたち夫婦を
通して、現さんかい！！！」
写真は、夫の免疫力を上げるべく訪れた
ホースセラピーでの一コマ