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精髄腫瘍(神経鞘腫)の手術から
18日目
5日前のMRIでは
血腫は小さくなっていることが
確認できました。

そのおかげか
足の動きがすこしずつよくなり
両膝を立ててキープすることも可能に

せん妄はまだ続いていますが
波はありながらも
底はあがってきている感じです。

ただ、意欲低下は相変わらず💦
リハビリを頑張ることが
自宅に帰れることにつながるということが
理解できていないのが
一番つらいところです。

かつては
身体から10本もの管をぶら下げながらも
足が弱ってはいけないと
点滴棒を杖がわりに歩行訓練していた夫は
今は見る影もありません

もはや「家に帰りたい」という意欲も全くなく
寝ていられさえすれば
どこでもいいって感じです。

ベッド上でのリハビリを進めようものなら
鬼のような形相で
「なんで痛いことをしないといけないんだ!」と
怒りだす始末

正直
わたしの中では
夫は他界してしまったも同じです。

どんな些細なことにも
感謝の言葉を口にしていた人から
「ありがとう」の言葉も消えました。

手術さえすれば
あとは上手くいくと希望が大きかっただけに
今の状況は
正直しんどい。

でも、夫の病がなかったとしても
数年前から
うすうす氣づいていたところもあります。

それまでは
同じ列車にのって
同じ景色をみて喜びを感じていたけれど
夫は、同じ列車に乗り続けることを望み
わたしは、別の列車に乗り換えると
決めていたということを

なんとか夫も一緒に
わたしと同じ列車に乗り換えてほしいと
あの手、この手を使ったけれど
夫はわたしと一緒にいるよりも
同じ列車に乗り続けることを
望んでいるのだということを

わたし自身
乗り換えをせずに
夫とともに残りたいと
思考は願うけれど
魂の声をそうではないということを

今の夫の状況だと
自宅での介護はどう考えても無理です。

リハビリ専門病院への転院
からの介護施設という
方向性も考えていかなければなりません。

あれほど仲の良かった夫婦が
こんな形で離れていくことになろうとは・・・

二人ともあの世に行った時に
「地球での体験は、ドラマチックだったね
でも、お互い最高のキャストを
演じきったよね」と
笑って話せる日を心待ちに
残りの地球人生をおくるしかないなと思う
今日この頃です。