こんばんは星

 

 

「できる!」を増やす療育専門家おおはしひろみです流れ星

 

 

お子さんと関わる時、気をつけていることの1つがABAで言う強化子、つまりご褒美。今日はそのご褒美選びについて。

 

 

どうしてご褒美選びが重要かというと、ABAではこのご褒美を利用して学んでもらったり、良い行動を増やす、維持するというもの。なのでこの選択を間違えるとセラピーが全くうまくいきません驚きそして、つまり、セラピーが思うようにいかない時、バックトゥベーシック笑気づきちゃんと「正しい強化子を選べているか」をまず確認する必要があるからです。誰だって気分が上がらないと頑張るのは難しいびっくりマーク

 

 

よくABAで勘違いされてしまう強化子。「何かできたらお菓子をあげるんでしょ」「犬のトレーニングみたい」と思われがちですが、ご褒美がお菓子だとは限りません。それこそ動物のトレーニングとは違うところで、お子さんによって好みが分かれるもの。もちろん食べ物の場合もありますが、おもちゃやこちょこちょ、スタンプ、それに褒め言葉だってご褒美になる。そしてまた、私たちが毎日気分や体調が違うのと同じで、いつも同じものがご褒美になるとは限らない!言葉が話せたり、選択肢があれば選べるお子さんには自分で選んでもらうこともあります。自分で選ぶと言う行為自体がお子さんのモチベーションを上げることにも繋がりますキメてるキラキラキラキラ

 

 

まだまだ私がABAに足を踏み入れたばかりの頃は、よく「お子さんが手を伸ばすものをよく見て!ピリピリ」と言われていました。そう!お子さんが手を伸ばす、見ていると言うことは「興味があるもの」ということ電球なのでわからない時、迷った時にはよーく観察します目 

 

「いつも違う。だから面白い」人間と人間のやり取りなので当たり前のことなのですが、当たり前だからこそ、忘れてしまいがち。他のことでも言いましたが、分かっているつもりが一番怖いです。自分よがりのセラピーではなく、お子さん主体のセラピーを目指し、毎回新鮮な気持ちで、その日その時のお子さんの状態や様子を見てご褒美も、そしてセラピーも 向き合っていきますニコニコ飛び出すハート