こんにちは！
「できる！」を増やす療育専門家おおはしひろみです
今日は「ノーマライズ」というカウンセリングのお話です。
学校でイヤなことがあったお子さん。「もう楽しくなっちゃった」とは言うものの、
全然表情も声も笑ってない！！（なんなら怒ってる！？）
もちろん私たち大人も自分の本当の気持ちを他の気持ちで覆って誤魔化してしまうことはあります。それはまだ準備ができてないから。気持ちの整理や心の準備ができて、はじめて他の人に話せたりするので、もちろん無理にこじ開ける必要はないです。もちろん時間が解決してくれたりすることもありますが、ただ自分で自分の気持ちに気づき、認めてあげないと、なかなかしぶとく残るものです
そんな時に「本当にそう思うの？」「どうして面白いと思うの？」とあれこれ真意を聞いても、火に油を注いでしまうだけだったりします
本人は認めたくないから隠すのに必死だし、質問してくる＝自分を否定されてると思ってしまいます。押してダメなら・・・
「ノーマライズ」
ノーマライズとは「そうであることを認め、特別なことじゃない・普通（ノーマル）だよ」と伝えること。そうすることで「自分は変じゃない」「みんなそういうものなんだ」と思え、自分に優しくなれます。この時私は「先生だったらすごく悲しい」と直球を投げました。すると「私も本当はすごく悲しい」と伝えてくれました。
自分の気持ちを素直に言えたことですごくホッとした晴れやかな、でもどこか誇らしげな顔をしていました
私はそれを聞いて「本当の気持ちを言うのは難しかったと思うけど、教えてくれてありがとう」と伝えました。
だって自分の気持ちや考えを率直に言うのはすごく難しい。それができた彼女を誇りに思いました
