こんにちは!
「できる!」を増やす療育専門家おおはしひろみです
今回は今更ながらやはり当事者じゃないとわからないと痛感し、反省させられたちょっと重めのお話です
最近家族の介護認定がおりました。思ったよりも等級が悪く、意外に心にズシンときましたそして気がついたんです。
これは発達障害のお子さんをお持ちのご家族に聞く話に似ている
発達障害のお子さんのご家族と関わってきて、「診断を受けた」「〇級に下がってしまった」という話をたくさん聞いてきましたが、今まで私はご家族のお話を聞いて、辛い、悲しい、不安といった感情を「分かったつもりになってしまっていたのでは?」と考えさせられました。
結論から言うと、正直今回のことで感じた気持ちから考えると、自分が思っている以上にご家族の気持ちを「分かったつもりになっていた」と言えると思います反省
何事に対してもですが、同じ家族であっても、考え方や感じ方が違うのだから、全てのことを理解することは不可能。だから大学院でも散々「相手の人のことを分かったつもりにならないで!絶対にそれはできないから」と言われてきたのに・・・この言葉を忘れてしまっていました反省2
ではどうすべきか、これも大学院で言われてきたこと!ただ相手のことを分かったつもりになるのではなく、相手に共感し、寄り添うこと!
今だに私は当事者ではありません。だから今回のことで理解したとは言えないです。ただ今までより少しだけ、もしかしたらご家族の苦しさや痛み、不安な気持ちに近づけたのかなと思っています。「わかる・理解する」ではなく、「寄り添う・共感する」。これがやはり1番大事で、今後自分で気を付けていかなくてはいけない大切なことだと思いました