こんばんわ!星

 

 

「できる!」を増やす療育専門家おおはしひろみです流れ星

 

 

タイトルのインパクトが強すぎたかもしれませんが、今日は「お子さんの叱り方」について。私はセラピー中はまず叱ったり怒ることはないのですが(これはこれでただ優しい先生でいたいからではなく、ABA的理由がありますニコニコ)、日常ではもちろんそう言う時もあります。ただお父様・お母様の叱ったり、怒った時のお話を聞いたり、実際に様子を見ていると「ちょっとそれは・・・」「あ〜〜アセアセ(やめて〜)」となることも驚きでは何が「ダメ!ゼッタイ!」なのか。それは・・・

 

 

常に怒っている・叱っている

 

 

心にグサっナイフな方もいらっしゃるかと思いますが、もちろん怒りたくなること、叱りたくなることがあってのことだとは思いますが、ただこれをしてるといざ本当に叱らなくてはいけない時にお子さんに響かなくなります!なぜなら常に言われているので、どのくらいまずいことなのか事態が把握できないです。なので、ここは言う前にひと呼吸そして、「これは声を大にして伝えるべきことか?」と自問してください。多分8割くらいはそうではないはずなので。

 

本題から逸れる

 

 

大人同士の喧嘩でもありますよね。「結局何で喧嘩してたんだっけ?」ってなること。積りに積もって一気に爆発爆弾ハッ「この時も〇〇だったでしょ」「あれだって□□だったし」と長々と話しても、愚痴のようにしかなっておらず、お子さんは何について怒られてるか?で、どうして怒られているかが伝わっていないということに。「〇〇だからママ怒ってる」などとはっきり、短く伝えるようにしましょう指差し

 

 

本人の話を聞かない

 

 

言い訳を聞くわけではないのですが、意外と本人なりの理由があったりして、「あ〜そう言う理由でこうしたんだー」「やり方は違ったかもしれないけど、それなりに考えてのことだったんだ」ということが私でもよくあります。こちらが一方的に怒ってしまうのでは、お子さんは「ちゃんと考えてやったのに、いつも怒られてばっかり」「ぼくの話は聞いてもらえない」という気持ちになってしまいます赤ちゃん泣き1度はじっくりお子さんの話に耳を傾けて「どうしてそうしたのか」威圧的にならずに聞いてみましょう。

 

 

解決策を提案しない

 

 

ただ叱るだけでは意味がありません。こちらも叱るのであれば、できるだけ次はどうしたらよいか考えてもらったり、話し合ったり、こちらが教えるべきです。でなければ、本人は「叱られただけ」になってしまい、次につながりません。叱る=学びのチャンス(そしてこちらが怒らなくてもよくなる笑)だと思って、ここには1番時間を使いましょうびっくりマーク

 

 

叱ったり、怒ったりすることをやめて欲しいわけではないんです。むしろ必要な時もある。ただ上矢印に書いたようなことをしていても、ただ大人が怒りムカムカやイライラピリピリを子どもにぶつけているだけになっていたり、何よりもお子さんが理解していなければ意味もなくなってしまいます。「誰も得をしないし、何も生まれません」。「誰の」、「何のためのものか」考えながら、大人も自分の気持ちに向き合いながら、お子さんと接していきましょう音符