こんばんはウインク

 マクロビオティック望診法、東洋医学、 

薬膳講座講師の霜崎ひろみです花びら

 

「わたし、子宮腺筋症なんです。」

先日、望診をさせていただいた方、
その方は、子宮腺筋症があるとのこと。
 
子宮腺筋症、、、
あまり聞きなれないかもしれません。
 
子宮腺筋症、、、
これは、子宮内膜症と同じように、
子宮内膜に似たものが、
子宮の筋肉(子宮筋)の中にできてしまうもの。
 
内膜に似たものができるという意味では、
子宮内膜症にも似ているし、
良性のものという意味では、
子宮筋腫とも似ているとも言われています。
 
子宮腺筋症によって、起こりうることは、、、
☑重い生理
(月経を重ねるたびに強くなることがある)
☑生理の量が多い
☑ →貧血にもつながる
☑生理中以外でも、下腹部や腰の痛みがある
など。
 
どれも、辛い症状ですね。
 
この方は、
「生理中は、辛くて動けず、
家事もできない日がある。
貧血でふらふらして困ることがある。
とのこと。
 

望診法でも、子宮にSOSサインが!

望診をすると、案の定、
いつも話題にする、
子宮や卵巣の顔の反射区
法令線の内側にホクロがありました。
 

望診についてはこちらの記事を→『望診って何?』
 
これは、婦人科系に、トラブルがあるというサイン。
食べた物と体の関係を考える
マクロビオティック望診法
的予測では、
この方の場合、

『肉や魚、乳製品などの動物性食品が多かった』
もしくは、
『付け合せの野菜が少なかった』
ということに。

そこで、
「肉や魚、または乳製品を
多く食べてきませんでしたか?
今も多くないですか?」

と伺うと、
まさにその通り!!で、
お肉が多い食生活だそう!!
 
お肉だけが原因というわけではないけれど
一因であるというサインは出ている。
この方にとっては、多すぎた、ということ。
 
肉が多すぎたことにより
老廃物が増えたり、
ホルモンバランスを崩すなどして、
婦人科系のトラブルを引き起こした

ことが予測できる。
 
また、とても冷えていらっしゃる。
冷えは、いろいろな病気を引き起こしたり、
悪化させたり、することは、この記事でも書いた通り。
👇
 

漢方薬で改善

この方、漢方薬飲み始めてから、
少し良くなったということで、
どんな漢方薬かを聞いてみた。
 
その中身は、、、
地黄(じおう)
人参(にんじん)
茯苓(ぶくりょう)
枸杞子(くこし)
沈香(じんこう)

だという。
 
(イメージ写真)
 
それぞれの代表的な役割は、以下の通り。
地黄(じおう) :体の中の水分や血を増やして補う。
人参(にんじん):体に元気をつける。
           胃を元気にする。
           老廃物を取り除く。

茯苓(ぶくりょう):余分な水分を体外に出す。
           胃や消化器を元気にする。
           心を落ち着かせて穏やかにする。

枸杞子(くこし):肝臓や腎臓を助ける。
          血やパワーの源である精を生み出す。

沈香(じんこう):体内を温める。特に下半身、腎を温める。
 
以上をざっとまとめてみると、、、

この漢方薬の目的は、
1)血を補う、増やす。
2)胃や膵臓など、消化器の働きを良くして、
体を元気にしたり、老廃物のたまらない体にする。
3)肝臓と腎臓の働きを助ける。
4)婦人科系や腎臓を温める。
ということになる。
 

治療を食事でサポートする

この漢方薬が、この方の体に合って、
症状が軽くなっているのなら、、、
もう一歩進んで、
同じような力を持つ食べ物でも
サポートすると、さらに強力になる!
スーパーでも簡単に手に入るものでも
体のサポートになるのです!
 
1)血を補う、増やす。
 
ひじき、牡蠣、鯉こく、
黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ、人参、
ほうれん草、小松菜、よもぎ など
 
 
2)胃や膵臓など、消化器の働きを良くして、
体を元気にする。また、老廃物のたまらない体にする。

 
米類、豆類、芋類、きのこ類
かぼちゃ、キャベツ、人参
 

3)肝臓と腎臓の働きを助ける。
 
海藻類・あさり・しじみ・梅干し
 

 
4)婦人科系や腎臓を温める。
にら・きにら・えび など
 
***********
 
3食口にする食べ物。
これに気をつかう。
薬だけに頼らないで、
食べる物でも体をサポートする。
 
「食べ物の力、侮るなかれ。」
 
ある日、親しくさせていただいている
内科医兼漢方医の先生が、
 
食事相談のクライアント様が、
3ヶ月の食事指導で大いに変化されたのを
目の当たりにされ、
「漢方薬だったら1年はかかる、、、」
とびっくりされていたことが!
 
「食事は体を作る。」
 
自分に合った食事を知り、
実践することで、
専門家を驚かす結果にもなるのです。
 
この望診させていただいた方には、
服薬中の漢方薬をさらに食べ物でアシストして、
生理中の辛くて家事ができない日や
貧血のふらふらもなくなる日が
より早く来ることを望みます。
 
また、子宮腺筋症や婦人科系の病気で
辛い日がある方、
薬だけでなく、食べ物の力も借りて、
改善を加速させてくださいね。
 
今日もお読みいただきありがとうございました。
 
私に聞いてみたいこと、
書いてほしいことがあれば、
コメントくださいね。
できる限り、お答えしたいと思っています♪

 

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