遠い昔の大学の時は電気工学課でしたし、

就職も電子部品メーカーで技術に関わる仕事をしていました。

趣味でもラジオを聴くとかアマチュア無線とか電子工作とかもやっていました。

なので、「電気」はなじみが深いです。

 

関西では、関西電力が原子力発電をクリーンなエネルギーとして積極的に活用して、

そのころは、関電の発電量の50%が原子力になっていました。

しかし、2011年の東日本大震災で福島の原発事故が起き、

更に今は関電と原発立地の地元との癒着問題で

原子力は岐路に立たされています。

 

個人的な原子力についての考えは、

 

・安全に配慮した技術開発を進めていれば、コストも安く効率の良いエネルギーだ

・福島の原発事故は、アメリカからGE製の旧型の原子炉を使わされたことと、

・原発事故は当時の日本政府の対応ミスが原因であること

 

なので、今後も原子力は使って良いと最近まで考えていました。

 

しかし、

・地元の人権利権と癒着しないと作れないような忌避される施設であること

・燃料の調達や処分に関して、電力会社以外に国が多額の税金を使っていそうなこと

・北朝鮮が攻撃対象とする可能性や、その防御の為にも追加でお金がかかること

・廃炉の為にも多額のお金と時間がかかること

・最終的な処分場がおそらくは決まらず、地中や海中への投棄はできず、他の案がないこと

 

などを考えると、

国や自治体、電力会社のトータルで見ると、コストが安いと言えるのかですし

原発に関しては国も電力会社も何やら秘密が多くありそうです。

しかし、純粋に技術だけを見れば、

「追加で燃料を入れなくても安定して発電し続けられる」

という素晴らしいメリットがあります。

 

書いていて、何が言いたいのか分からなくなってきました。

 

他の発電方式は

・火力発電は、石油、天然ガス、石炭の入手にシーレーンの防衛コストがかかる

・水力発電は、自然や村落を壊して作らなければならない

・自然エネルギーは、設置場所、安定性、小型化、高効率化など課題が多い

 

なのでやはり原子力も考慮する必要がありそうです。

・原子力は今起きている問題解決のために大きなコストがかかる

・他の発電方式にはない大きなメリットがある

 

結論は無いのと同じですが

全部を残す

です。

 

ちなみに、地球温暖化は

 

ヨーロッパの国々が、自分たちに有利になる新しい産業として作り上げた「商売」

 

です。積極的に取り組み必要はありません。

石炭発電は無理にやめる必要はありません。

無視してよいと思っています。

 

もちろん、節約、節電、ゴミは出さない、環境を汚さない、というような

日本的な気持ちは大事だと思います。

 

こころの相談室おうみ / 小倉