12月26日に有明アリーナで行われた世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦




井上選手の圧巻のKO勝利でした。



そのセミファイナル、モンスタートーナメント決勝戦!!



日本のベルトもかかっており、優勝賞金1,000万円!!



日本チャンピオンの堤 聖也(角海老宝石)



対するは穴口一輝(真正)



試合内容はボクシングモバイルから抜粋



モンスタートーナメント決勝戦。



日本王者の堤と関西のホープ穴口が対峙した。



サウスポー同士による一戦は、穴口が出入りを意識しながらワンツーをヒット。



スピードを活かした攻撃で見栄えの良さをアピール。



プレスをかけながら左を狙う堤だが、つなげることができず。



2回も穴口は左カウンターを好打し優勢を印象付けた。



3回、穴口はテンポの良さを見せると、左ストレートで左目上を切り裂いた。



ここまで流れを掴めない堤だが4回、ワンテンポ遅らせての左ストレートでグラつかせるとパンチをまとめてダウンを演出。



4回、堤は距離を潰してボディにパンチを集めると穴口も真っ向から応戦。



意地のぶつかり合いに会場は盛り上がりを見せた。前半終了時の公開採点は47-47×1、48-46×2で穴口がリード。



6回、穴口は足を使いながら無理に打ちあわず。



堤に2度目のドクターチェックが入った。



7回、堤は右構えにスイッチすると右をねじ込み2度目のダウンを奪った。



再開後、連打でダメージ与えにいくと穴口も回転力を活かした連打で踏ん張った。



8回、穴口は距離をキープしながらワンツーをヒット。



9回、堤は右フックで大きくグラつかせるとパンチをまとめて3度目のダウンをゲット。



一気に仕留めに行く堤だが、穴口も驚異の粘りを見せた。



しかし、疲労とダメージが溜まってきた。



最終10回、ここでもう一度ギアを上げたのは穴口。



左ストレートを決めたが試合終了ラスト10秒を切ったところで堤が右フックから左をフォローして4度目のダウンを奪った。



穴口が立ち上がったところで試合終了のゴングが鳴り響いた。



激戦を制した堤が優勝賞金1000万円を獲得した。




まさに死闘!!



採点ポイントを見て驚きました。




94-92が2者!!




ダウン4回で×2ポイントでー8ポイント!!




堤チャンピオンはダウンのラウンド以外は全て獲られているということ。



ダウン以外のラウンド(6ラウンド)は全て穴口選手のラウンド(ー6ポイント)



最後の10秒でダウンが無く穴口選手のラウンドだったら結果は逆になっていました。




お互いの意地とプライドが真っ向からぶつかり合う、死闘でした。



モンスタートーナメント決勝戦、井上チャンピオンの歴史的1戦のセミファイナルに相応しい、素晴らしい試合でした。



このような素晴らしい試合を生観戦できた自分は本当に幸せです。



お誘いいただいた後援者の方には感謝しかありません。




やっぱりボクシングは生観戦が1番です!!