プロローグ──なぜ、人類は戦争をするのか 

第一章 ロックフェラーの世紀 
「世界大戦」の惨禍 
ロックフェラーの世紀 
油売りから帝王へ 
巨大財団 光と影 
太平洋問題調査会という魔宮 
第二章 悪魔の使い ルーズベルト 
悪魔の使い 
アメリカ共産党 
社会主義的な経済運営 
干渉主義 
武器貸与法という策謀 
ドイツを挑発 
日本を追いつめた共産主義者たち 
第三章 平和の天使 フーバー 
平和の天使 
共産主義への警戒 
不干渉主義 
欧州戦争の始まり 
「悪魔の使い」との闘い 
第四章 「平和」が「戦争」に負けた日 
チェックメイト 
天使の日本理解 
極東部長の対日政策 
日本圧迫! 
騙された天使たち 
「腹切り」への「生贄」 
第五章 「平和」が「戦争」に負けた訳 
藤原(近衛)文麿というピエロ 
蠟山政道の昭和研究会 
太平洋問題調査会が演出した訪米 
大抜擢、謀略 
風見章の日本革命 
尾崎の足音 
松本と白洲の影 
牛場友彦の牙城 
「英米本位の平和主義を排す」! 
「平和への努力」のふり 
ソビエトは討つな! 
陛下の避戦を覆せ! 
裏切りの真珠湾攻撃 
第六章 顚末と苦難 
ピエロの執念 
ピエロの死 
再始動 
悪魔の使いの死 
第二次世界大戦の惨禍 
世界の苦悩 

エピローグ──「平和」が「戦争」に負ける訳