「紀州のドン・ファン」の元妻、殺人罪で起訴へ | 「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

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廣丸豪(ひろまる・ごう)と言います。日々の読書生活や、気に入った本の感想などを気ままに綴ります。

 

ドンファン

 

「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん=当時(77)=が急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、和歌山県警に殺人容疑などで逮捕された元妻の須藤早貴(さき)容疑者(25)について、和歌山地検が19日に、殺人罪などで起訴する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かった。須藤容疑者の犯行を示す直接証拠はないが、地検は状況証拠の積み重ねで立証可能と判断したとみられる。

 

ゴーストライター氏が書いたドン・ファン氏の自伝を読んで、ドン・ファン氏本人と彼の死の真相にすごく興味を持っていたのですが、、、

彼女か家政婦が犯人でなければ密室殺人事件でしたが、やはりというか、一番怪しい人が犯人でした。

その一番怪しい人を逮捕、起訴するのに3年もかかった、証拠なき殺人事件なわけですが、地検もやっと有罪とする自信が固まったのでしょう。

 

ドン・ファン氏、自伝でも、「私は長身でグラマラスな美女以外興味はない」と書いていましたが、なるほどドン・ファン氏の好み通り、年の差ももちろんですが、それ以外の面でも見事なほど不釣り合い。

自伝では、転んだ時にそばを通りかかって優しく助けてくれたのがきっかけと書いてましたが、実際はデートクラブの紹介、外見だけで選んで、とんでもない悪女を身近に置くことになってしまった。

いい女を抱くためだけに大金持ちになったそうだけど、金だけでなく、人を見る目も持てればよかったのに。