本屋大賞のノミネートは、納得の作品が多いので、16年以来3年連続で全冊読んでいます。今年こそ、出来れば大賞発表前に全部読んで順位を予想しようと思っていたのですが、5冊を読んだところで発表となってしまいました。
既読は、1位の「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ)、2位の「ひと」(小野寺史宜)、3位の「ベルリンは晴れているか」(深緑野分)、4位の「熱帯」(森見登美彦)、そして10位の「フーガはユーガ」。偶然ですが、既読本が1位から4位に入りました。
大賞の「そして、バトンは渡された」は、昨年の11月、本屋大賞にノミネートされる前に読んで良いなと思った作品。これと2位の「ひと」は、内容も本屋大賞向きなので、上位に来るなと思っていましたので、納得の大賞受賞です。
「熱帯」は好き嫌いの分かれそうな作品なので、どうかと思っていたのですが、意外と上に来ましたね。伊坂幸太郎さんは本屋大賞ノミネートの常連ですが、今年のは今一つ伊坂さんらしいインパクトに欠けたかな。
残りの5位~9位作品を、これからじっくり読んでいこうと思います。