「ブラタモリ」書籍化!(1巻:長崎・金沢・鎌倉、2巻:富士山・東京駅・真田スペシャル) | 「晴走雨読」 廣丸豪の読書日記

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廣丸豪(ひろまる・ごう)と言います。日々の読書生活や、気に入った本の感想などを気ままに綴ります。

ブラタモリ

旅が何倍も楽しくなる! NHK「ブラタモリ」 待望の書籍化!

*坂の町・長崎の始まりとは? 長崎の近代化は海から?

*加賀百万石はどう守られた!? 金沢は美のまち!?

*鎌倉800年の“まちづくり”とは? 鎌倉が観光で発展し続ける理由は?

*富士山はなぜ美しい? 人はなぜ富士山の山頂を目指す?

*東京駅の巨大地下空間は歴史の生き証人!?

*真田の城造りのスゴさを知る! 河岸段丘の上に造られた天空の城下町。

(「BOOK」データベースより)

 

自分はジョギングが趣味だが、東京の山の手と呼ばれる地域を南北に走ると、これが実に起伏にとんだ地形をしている。今ではビル街や住宅街になっているけど、アスファルトの薄皮一枚剥げば、そこには丘や谷が連なり、湧水の川や池がある、そんな原風景を想像しながら街を走るのも、何とも楽しいものだ。一方で、下町と呼ばれる東半分はほとんど真平ら。徳川家康が川を付け替え、土を盛り、堀を切った、大規模な土木工事によって造られた街。

これは東京に限らない、大阪も、横浜も、広島も、長崎も、今は繁華街になっている街並みの多くが昔は海だったことに改めて驚かされる。ある時は巧みに地形を利用し、または大胆に海を埋め立て、造られてきた街それぞれに歴史がある。

そんな歴史を紐解いてくれる「ブラタモリ」、大好きな番組が書籍化された!

 

富士山の下には2つの火山があり、今の形になったのは2900年前、縄文時代後期、あの美しい富士山が意外に新しい山であることにもびっくり。

 

「ブラタモリ」はいつも新しい驚きに満ちている。