ずっと


ななまるに

“普通になってほしい”

と思っていました


私の中の普通とは、

輪を乱さず、平均並の完成度

そして、目立たないことを

意味していました


ななまるは

すんなりみんなと同じことが出来ることが

少なかったから泣き笑い


親としては

保育園やお友達に迷惑かけてるんじゃないか

とか

他人から「変な子」と見られてるんだろうな

とか

みんなと同じことが出来なかったななまるに

何て声を掛けたらいいんだろうか

とかとか…

こんな感じのことばかり気にして

保育園の公開行事が近づく度に

憂鬱で複雑な気持ちになっていました


最近の行事では

保育園やお友達の並々ならぬご配慮で

滞りなくこなせるようになったものの…

これまでがトラウマになっていて

「何があっても大丈夫!」なんて

気持ちにはなれません泣き笑い



そんな中迎えた保育園の運動会


当日を迎えるまでに

色々ありました…泣き笑い



ななまるは

当日は、本当によく頑張っていて

ななまるの出番が終わったとき

保育士さんが泣いていましたえーん

その様子を見る前に

私は既に1人号泣でしたが(笑)

保育士さんを見て

更に涙が止まらなくなりましたえーんえーんえーん

このことはまたいつか文字に残すこととして…


ななまるの他の学年の発表の時間


昔のななまるのように…

少し手のかかりそうなお子さんを見たとき

色々思い出して

胸がキューっと苦しくなりましたが、


「がんばれー」

って心から思いました


「がんばれー」

と保護者席から応援の声が上がりました


当事者のときは

輪を乱してみんなに手を掛けさせて

みんな楽しみにしていた行事だろう

と思うと申し訳なくなり

他人の目が怖くて

純粋な気持ちで

ななまるを応援してあげられなかったけど


そのお子さんを見て


今まで自分が思っていたことは

一切思わなくて


ただ

がんばれ!って心から思いました

一生懸命前に進むそのお子さんの姿から

元気をもらいました


そして

そのお子さんのお母さんが気になり…


お母さんもがんばれ!

と心から思いました



無我夢中だったあの頃は

応援の声も聞こえていなかった




みんなの視線が怖かった




ななまるのことで

いっぱいいっぱい悩んだから


今やっと

他人の心の温かさを感じることができて

純粋な気持ちで他人を見ることが

出来るようになったんだと思います


子育てというものの

自分が育てられてるなーてへぺろ


遠回りして見える景色は

もっと輝いていました


ななまる、ありがとうピンクハート


↓運動会の帰り、ななまるが

「ピアノみたいだね」

と言った空びっくり