自分がどんな人なのか

考えだすと分からなくなって

迷路に迷うことがあります。


それは分からなくて悲しいわけではなく

あれ⁇ どんな人なのか不思議に思う

みたいな感覚の方か強いかもしれません。


本当の私を知りたいと

ずっと思ってきました。


人前でいい子な私は

完全に演技で作った自分だと

長い間思ってきました。


けれどそんな私も本当の愛すべき自分だと

最近は思っています。


人と適度な距離で仲良くすること

コミュニケーションの取り方が

よく分からなくて

とても苦手な子供の時の私が

一生懸命考えた結果が

 "いい子の私"

だったのです。


子供の頃

どんなに綺麗な景色を見ても

楽しい出来事があっても

その時感じる気持ちを

素直に表情にしたり言語化することが

本当に苦手でした。


何も感じていないわけでは

決してなかったけれど

言わなければ伝わらないから

"子供らしい可愛らしさがない子"

だと言われてました。


子供ながらに

"あぁ、私は可愛くない子なんだ"

そう思って何十年過ごしてきました。


そんな中で結婚をして子供が生まれて

このまま一生を過ごすのだと

思ってきました。


だけど、その時の生活に

本当の私らしさはなかったと思います。

何故なら色んな制限があったから。

家族が優先。

ある意味当たり前の事かもしれません。



でも私は好きな事を思いっきり

出来る生活を求めてたんだと

今はハッキリ分かります。


仕事も子育ても

わがままに生きたかった。

いい人じゃなくても

いい母親じゃなくても。

心の底から笑顔で過ごしたい。


それが私の幸せなのだと

分かったら

フワッと後ろから

誰かに包まれてるような

心地良さを感じたんです。


そして私は自分で選んで

彼を愛しています。

状況がどうであろうと

気にならなくなってきました。


もう未来も願いも

私の掌にある。


そんな風に思える自分は

愛しい本当の私です。