自分と向き合い

自分を見つめよう。と決めた時から

私はいつかはこの問題と

向き合わないといけない。と

思っていました。



ただそれをこうして言葉にすることに

躊躇いと強力なブロックがあり

今まで悩んでいました。

でも、この問題を越えなければ

真に自分の人生を生きる

ことにはならない。

と決めて今ブログを書いています。



小さい頃を思い出してみると

私には父との思い出はありません。

それは私が自ら封印しているからです。

私が思い出せる最初の記憶として

父への感情は

好きではない人。

なんだか合わない人。

でした。


何故そう思ったのか分かりません。


父は仕事から家に帰ると

私達と遊ぶ。とかそういう事はなく

お休みの日も自分の部屋に

閉じこもって自分の時間を

過ごす人でした。


私の勝手な思い込みだと

分かってはいますが

幼い子供なりに

自分はあまり愛されていない。

と感じていたのです。


だから父に甘えるということは

ありませんでした。

父からみると可愛げのない子

だったと思いますし

寂しい気持ちもあったかもしれません。


そんな風に父との関係に

違和感を持ったまま

小学校高学年になった頃から

父の虐待が始まりました。



私がこれをそうだったのだと

思ったのはつい最近です。

それほど強力な鍵をかけ封印して

本当に記憶から消そうと

思っていたからです。


当時は誰にも言えない。

言えば大変なことになる。

こんなことは

大したことない。

何でもない。

そう思おうとしていました。

でも嫌だ。怖い。

その思いもずっと持ちながら。


回数としては

それほど多くはありません。

それにもっと酷い虐待を受けられた方は

世の中にたくさんいらっしゃいます。


なのに私がこんな事を言っていいのか。

虐待だとこれは言えるのか。

悩みました。


でも今でもその時の状況、感情は

鮮明に思い出せます。

35年以上経った今でもです。

それほど恐怖の時間が

そこにはありました。


たとえ大したことはなくても

私はこれを認めて

乗り越えなければ

世界は開けて見えない。

見ることが出来ない。と思っています。


今現在はその父と

一緒に暮らしています。

憎悪の気持ちが噴き出して

まともに会話も出来ていません。

だけど父をというよりは

自分を許そう。

この感情も受け入れて

自分を解放したい。


まだまだ出来ていませんが

そう思っています。