今日は晴れの伊豆地方でした。

今夜や明日は天気が崩れるそうです。

植物には有り難い雨になります。





数年前、ご近所さんの有志で出来た旅行会に行った時、ホテルで同室になった先輩方と色々な話をしました。


当時の最年長が90歳、次が80歳、そして55歳の私の3人部屋。祖母と母と孫くらいの間柄なのですが、お姉さん方は気持ちが若い。


日舞のこと、キルトのこと、化粧のこと、料理のことなど話は尽きません。


その当時は私だけ孫がまだいませんでした。

皆さんは孫という子供たちに対しての考えなど聞かせてくれました。


自分の子供の時には教育や健康のこと、将来のことなど考えることが沢山あった。

バタバタと共に過ぎてあっという間に成人して社会人になったと思ったら嫁いで行ってしまったのよと言われた。


我が家も再婚するまでは毎日がドタバタで、ろくに教育など見る暇も無かったし塾に通わせるお金も無かった。

今となれば、何とか高校を卒業して、ちょっと色々あったけれど社会人になって恋愛もして二人共嫁いで行きました。


孫ってね祖父母にとっては責任が無いのよ~。教育だって親が世話するでしょ。習い事も食生活も親、私たち見てるだけで良いのよ~。

時々、会って遊んで、元気をもらってジジババ帰って行くの。

楽で楽しくて可愛くて良いわよ~って。


確かに子育ては親が主にする訳で、時々会って遊んで元気をもらう。


お家によってはお嫁さんの実家でお雛様や五月人形を揃えるでしょ。初節句ね。

その次は入学でランドセルよね~。

入学準備ね~家はここまで仕度を手伝ったとか、決まった金額渡して好きなように準備に使ってと渡したとか。


なるほど~。


我が家は夫の長女の時に出産祝いから初節句、そして入学準備金額を用意して、それを二人分。

高校入学祝い金で一区切り。


娘②が子供を生んで、お祝いに必要な物を選んでもらい

日本では生まれてからお祝いの品を届けますが


アメリカでは妊娠7ヶ月から8ヶ月頃にベビーシャワーという妊婦さんを祝うイベントがあって、事前に妊婦さんが必要な物リストを来場者などに配っておきます。


リストをもらった人たちで相談して重複しないように品物を選びベビーシャワーの時に贈り物をします。


ここでベビーベッドやベビーカー、オモチャやオムツ、衣類やミルクなど揃います。

ママ用に服をプレゼントしてくれる方々もいるそうです。


娘②の場合、親族が離れているのでアメリカのあちらこちらから荷物が届き、日本からは私が選んだ物を船便でいくつか送りました。


生まれてからのお祝い、現地で購入することにしていたので孫の衣類を入れるチェストをリクエストされて婿さんと運んで組み立てました。


次のお祝い、初節句。

お雛様ですね。


これは孫が生まれて直ぐに娘②と相談していました。


娘たちが嫁いだ後にお雛様の七段飾りを供養してもらおうと決めていました

話が決まった時に親王飾りだけ残して欲しいと娘たちに言われて残しました。


その親王飾りを娘①の許可が出たら孫に使わせて欲しいということでした。許可が出て、親王飾りは航空便でアメリカヘ行きました。


七段飾り用の赤い毛氈もアメリカで飾る用にサイズをリメイクしました。

無事にお雛様が届きましたと連絡があったので近い内に飾るそうです。


そんな話をご近所さんと話していたら、こうしたことを出来るのも有り難いことよね~と。

孫の成長を見守り、時々遊んでもらって元気をもらう。




孫6か月になりました。
下の歯も出て来て、お腹もほっぺもポンポコリン(笑)
写真をデータで送られてくるので見るのが楽しみ。
それと週1度のビデオ電話。
お婆ちゃんメロメロです(笑)

娘たちの子育ての時に何て子供は可愛いのだろうと思ったけれど、孫は別物ですね。
責任が無い分、グランマは可愛いと言ってるだけ(笑)

長女の孫たちも成長して色々な問題があるようですが、そこからは親の責任。
甘やかせたのも親、好き嫌いをさせたのも親。
どうしてこんな子供になったんだろう?じゃなくて、こんな子供にしたんだよね。

娘②の孫もいつかは悩み困ることが出てくるでしょう。
夫婦で解決してくれるでしょう。

自分の子供の子育ては親が死ぬまで続くそうですよ。
社会人になっても親の責任はつきまとうそうで祖母も良く言っていました。

親になれたから親の気持ちや苦労を知ることが出来ました。
子供を授かったから幸せと苦悩も知りました。

まだまだこんなことも起こるわよ~と先輩方の話は続きます。
世の中の分からないことも教えてくださる方々がいてくれて良かったです。

親から教わりたかったこと、まだありますが、今の母には教わることは困難。
知恵を持つ方々から教わろう。