円です。
先程街を歩いていたら
シャッターがほぼ閉まった店を見かけました。
突然
なんだかとても懐かしい気持ちと
悲しい、寂しい気持ちが湧いてきて
涙が溢れてきました。
何故だろう？と
自分の気持ちを感じ入っていくと
おばあちゃんちへ遊びに行っていた
小学生の時の思い出が重なったからだと
分かりました。
当時親の再婚があり
生活が変わり私は全くついて行けず
自分の事が素直に出せていませんでした。
家でそうなので夏休みと冬休みの
田無のおばあちゃんちへ遊びに行く事が
何よりも
本当に何よりも楽しみでした。
そろそろ帰ったら？と言われるまで
泊まり続けていました。笑
簡単に言うと
その場所にいると
とても息がしやすかったんです。
高校生になってからも
1時間以上かかっても行き続けていました。
二週間はいました。
おばあちゃんには
また来るなんて他に遊びに行かないの？
変な子だね〜とニコニコと笑いながら
言われました。
それでも私は気にしませんでした。
行きの道はウキウキして嬉しくて
たまりませんでした。
帰りの道は悲しくて泣いて帰りました。
それ程に大切な場所でした。
ですが
結婚したり様々な事が変わり
なかなか行かなくなりました。
おばあちゃんに会えたのも
亡くなる数日前でした。
97歳でした。
自分の子供の事も
分からなくなっていたそうなのに
私と娘の顔を見たらすぐに
二人の名前を呼んでくれました。
とても嬉しそうでした。
なんでもっと早くあいにこなかったの？私
あんなに大好きだったのに
たくさん助けてくれたのに
いつだって何かを後回しにして
会いに行く事だってできたのに。
おばあちゃんちはそこに今もあり
叔父と叔母が住んでいます。
はっきりわかるんですが
今行きたいところはその家なんです。
おばあちゃんもいる感じがするんです。
だから今でも会いに行ってもいいんではないかと
本当に勝手に思っています。
目に見えなくなっても
そこに行けば会える気がするなら
行けばいい。と思うんです。
閉まりかけていた店のシャッターは
どこにも居場所がなかった私に
ドアをさりげなく開けてくれて
「ここにきたらいいよ」
と受け入れてくれた
おばあちゃん、叔父、叔母に
ぴったりと重なり涙が出たんだと思っています。
体は色々なことに気づかせてくれますね。
有り難いです。
✳︎ただね
母も父も愛情深かった思います。
ただ、、、
突然新しいお父さんだよと言われても
私はどうしていいのかわからなかったんです。
本当にどう接していいのか
全く分かりませんでした。
誰に聞いたらいいのかも
全く分かりませんでした。
分からないまま生活していました。
そんな時に助けてくれた場所は
私の大切な愛の宿る場所。
今しかないこの世界。
会いたい人にはすぐに会いに行く事、
現実では会えなくても
会える気がするなら
そこにただ行けばいいんだ、と
しみじみと感じました。
今月行ってきたいと思います（^人^）
あなたの会いたい人は誰ですか？
会いに行けるならすぐに行ってみて下さい。
今と同じよう（目で見える）には
会えなくなる事も
いつだってあり得てしまうんですよね。
永遠円♾