●国民年金を正しく知っていますか?
将来、もらえる年金が少ないのではと
不安に思っていませんか?
それなら払わない方がいいと
短絡的に考えていませんか?
それは年金制度を正しく理解していないことが
原因かもしれません。
正しく理解していますか?
会社員やパートなど、企業に雇われて働いている人は
お給料から厚生年金として差し引かれていると思います。
20歳以上の学生の方や、フリーでお仕事をしている場合は
自分で納税の義務があります。
事情があって、過去に減免申請をされていた場合は
払えるのであれば、追納してくださいね。
これだけは知っておこう!
私たちは「国民年金」とよく言いますが、
「老齢基礎年金」「障害基礎年金」「遺族基礎年金」の
3つに分かれています。
「障害基礎年金」は、
病気や怪我が原因で障害者となった場合
「遺族基礎年金」は、
配偶者等が死亡した場合に受給できる年金です。
こちらは現役世代、
20歳〜65歳の方が対象の年金です。
もし国民年金を払っていなかったら、
いざ病気などで働けなくなった場合に
障害基礎年金を受給する資格がないのです。
もし、自分が死んで収入が途絶えたら
民間の死亡保険は一時的な収入にはなりますが
ずっともらえる保険ではありません。
子供が18歳未満なら、その分も加算してもらえる
遺族年金はとても心強い保障です。
守るべき大切な人がいるなら
払っておいた方がいいと思いませんか。
民間の保険では、長期間は補えません。
それでは困りませんか?
「老齢基礎年金」は、
65歳以降に受給ができる年金です。
もらえる年金が少ないというのは
「老齢基礎年金」のことを指しています。
「障害基礎年金」「遺族基礎年金」とは役割が違います。
「私は障害年金を受給できますか?」
ご質問を受けたこの方が
障害者になったのは52歳の時。
申請すれば障害基礎年金を受給できたのですが
現在70歳を過ぎており、老齢基礎年金を受給中。
障害基礎年金と老齢基礎年金は
65歳になった時点で、どちらを受給するか
選ばなくてはいけないので、併給はできません。
もっと早くに知っていれば!と
悔やんでも悔やみきれませんね。
それでも貰える年金額にこだわるなら
老後資金が足りないのでは?と不安なら
貯金をするなり、投資やiDeCoなど、
今からでも出来ることはあるはずです。
でもその前に、毎年誕生月に届く
ねんきん定期便を確認してくださいね。
あなたが将来受け取れる年金額が書いてあります。
そこから不足金額を計算してみてください。
また、貯蓄や投資を始めるのが早いほど
時間という味方がつきます!
今日という日が一番若いんです。
未来の自分ために、今の自分は何が出来ますか?