外貨(ドルやユーロなど)で資産を持たなければ
あなたの資産が目減りしていきます。
こんなふうに書いてある記事や
SNSの投稿を見たことはありませんか?
これ、確かにその通りなのですが
「外貨で資産を持つ」ということは
「円を売って、外貨を買う」ということです。
海外旅行に行ったことがある人は
現地通貨に替えるために両替をしたことがありますよね。
円と現地通貨を交換すること。
円を売って、現地通貨を買うことです。
新NISAになってから
「オルカン」や「S&P500」に投資したらいいと
SNSなどで発信している人たちを
冷ややかにみていました。
「オルカン」や「S&P500」に
投資すると言うことは、
日本以外の国へ投資するということです。
なので、投資するために
日本円を売って外貨を買っています。
それはつまり、
自分の資産を増やそうと
外国資産を増やそうとすればするほど
円の価値を下げるという行為を
自らしていることになります。
さらに、円安が進めば
物価が高くなるにも関わらず
そこに気が付かない、
それがわかっていない。
自ら首を絞めていることに
気がついていない。
円安が進むと、
日本円の価値が下がったと言って
さらに海外資産に投資をするという
負のスパイラルに陥っているような気がしています。
日本人の金融リテラシーが低いと
言われても仕方ありません。
正しくリスクヘッジを取れている人も少ないです。
もちろん、円安の要因は他にもあります。
一時期ドル円が160円を超えましたが、
いろんな要因が重なり、
今は少し円高の156~157円台になっています。
(2024.7.22現在)
何ごとも行き過ぎると、
バランスを取るために調整されます。
(つまり、ドル安円高になる。株も然り。)
グローバル目線で見たら、
日本円の価値は下落していますが
日本国内で経済を回していく分には関係ありません。
ただ、国内のインフレ率以上に
資産を増やしていかないと
資産が目減りしていくことに変わりありません。
だから投資で資産を増やそう!と、
NISAが注目されています。
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最後までお読みくださり
ありがとうございました