この前のつづきです☆
Y先生とは遠距離恋愛になったみゅみゅ。
Y先生のいなくなった病院では、相変わらずほかの先生からのお誘いやそれに対する看護師さんたちの嫉妬がすごかったです。
Y先生は、毎日電話をして心配してくれたけど、遠くにいて忙しいので、みゅみゅが会いたいと思うときにそばにいてくれません。
みゅみゅの気持ちは少しずつ揺れていきました。
そんなとき、病院の職員用の食堂で、ある先生に声をかけられました。
「やあ、みゅみゅさん、こんにちは。今日は泣いていないね」
一瞬、あれ、この人だれだっけ??と思っていたら、
「○○外科のNですよ。忘れちゃったかな?」
「あ、ごめんなさい、覚えています。連絡先、教えていただいたのに全然お電話しなくてごめんなさい急に男の方に電話をするなんてなんだか緊張しちゃって」
「いいよいいよ、気にしないで。っていうか、そうだよね、いきなり良く知らない男から連絡先教えてなんていわれても困るよねでも、みゅみゅさんってしっかりしているんだね。がっついていないって言うか。俺たち医者はさ、よく医者と付き合いたいだけの女性から言い寄られることも多いからさ。逆にみゅみゅさんのように、誘われたからすぐについていくってわけじゃないタイプの女性のほうが安心するよ。」
「そうなんですか?やっぱりお医者様ってモテるんですね」
「でも、みゅみゅさんもモテるでしょ?俺がカレシだったら、みゅみゅさんのような美人、こんなところには置いておかないのにな。」
「N先生ってお上手なんですね。お医者様で、口も上手となると、絶対に、N先生のほうがあたしなんかよりもずっとモテると思います」
とても親しみやすいN先生とは、おしゃべりが弾み、久しぶりにいやな気持ちを忘れました
やっぱり、N先生は、みゅみゅにとって魔法使いなのかも
続きます☆