遂に2018年のプロ野球が開幕しました。
 
 横浜スタジアムでは、早速リクエストが行われ、判定通りというジャッジになりました。

 さて、予想をしていたので、実際の審判員割当をお伝えしたいと思います。
(控え審判は、3/31の公式戦割当を見て追記します。)

 ☆パシフィック・リーグ☆

▪️福岡ソフトバンクホークスーオリックスバファローズ@ヤフオクドーム

PL.敷田直人
1B.有隅昭二◎
2B.丹波幸一◎
3B.白井一行
控え.土山剛弘

▪️北海道日本ハムー埼玉西武ライオンズ@札幌ドーム

PL.名幸一明
1B.石山智也
2B.川口亘太
3B.津川力
控え.山路哲生

▪️千葉ロッテマリーンズー東北楽天ゴールデンイーグルス@ZOZOマリン

PL.笠原昌春◎
1B.秋村謙宏
2B.西本欣司◎
3B.吉本文弘
控え.原信一朗

☆セントラル・リーグ☆

▪️広島東洋カープー中日ドラゴンズ@マツダスタジアム

PL.嶋田哲也
1B.眞鍋勝巳◎
2B.本田英志
3B.牧田匡平
控え.杉本大成

▪️東京読売ジャイアンツー阪神タイガース@東京ドーム

PL.木内九ニ生
1B.山本貴則
2B.佐々木昌信◎
3B.深谷篤
控え.橋本信治

▪️横浜DeNAベイスターズー東京ヤクルトスワローズ@横浜スタジアム

PL.森健次郎◎
1B.中村稔
2B.福家英登
3B.栁田昌夫◎
控え.市川貴之

※◎はクルーチーフ

現在、NPBの審判部にはクルーチーフが8名でそのすべてが、今日の試合で出場していることから、開幕カードから札幌ドームにはクルーチーフが配置されない割当になりました。
今回は経験豊富な川口審判員が責任審判員を任されていると考えられます。

もっとも今までもクルーチーフの配されない試合はいくらでもあるのですが、開幕カードからいないというのも異例なことだと考えています。

これは私見ですが、今年からリクエスト制度の運用も開始されているため、なるべくクルーチーフが固まって割当されるのは全体的なバランスを考えて、控えた方が良いのではないかと思います。

もしくは、実際にはクルーチーフに準じて責任審判員をすることの多い審判員(例.小林和公審判員など)は実態に即して、クルーチーフに任ずるなど組織全体に刺激を与えることで、活性化を図ることも出来るのではないかと考えます。

審判員フリークの戯れ言として捉えていただいてかまわないのですが、各審判員のモチベーションを担保する意味でも就任後からいろいろなチャレンジをしている友寄審判長の柔軟な対応を期待しております。

今年のプロ野球は、是非、審判員に注目してほしいと思います。

誤審などが起きた時に審判をコンピュータにさせろという声も上がりますが、審判員は人間にしか出来ません。

ただ、人間の目だけでは判断が難しいことがあるのも事実。
リクエスト制度はそれを補完するもの。
その運用はルールを把握している審判員がやるからこそ、意味があります。

もし、プロ野球の判定がコンピュータにより自動化されたとしたら、コンピュータによってゲームが支配されて、試合が面白くなくなると思うのですが…