6/18新日本プロレス・大阪府立体育会館

での、IWGPタッグ王者ジャイアント・バーナード

&カール・アンダーソンとのWタイトルマッチに

敗れた前GHCタッグ王者高山善廣&佐野巧真

にUWFインター時代から続く、信頼関係にヒビが

入ってしまった。


 いや、あえて高山は「怖い佐野さん」を引き出す

ためにNOAH内で敵なしと言われた、タッグチーム

に終止符を打ったのかもしれない。


 事件は、6/26後楽園ホールで行われた、

タッグマッチ。高山&佐野対金丸義信&KENTA

戦で起こった。


 10分過ぎ、突如として高山が佐野にキックを

食らわし、KENTAのピンフォールを促した。


 佐野からすれば、「???」の間に信頼を

置いていたパートナーである高山とKENTAが

率いるユニット「No Mercy」と結託する光景が・・・



 KENTAはユニット結成時から、「ヘビー級の

選手にも入ってもらう」という意思を示していた。


 しかし、それが高山だったとは。



 体制批判を繰り返してきたKENTAにとって、

高山善廣というプロレス界を代表する実力者

の加入はこれから行動を本格稼働させていく

うえでは、強力なメンバーなのだろう。


 NOAHの体制を変えるのに、なぜに高山

なのか?


 高山は高山堂という個人オフィスにおいて、

マネジメントを行なっている、団体所属外選手

である。


 KENTAの出した結論は、「NOAHという組織に

染まった人間では真のNOAH改革は不可能。

だからこそ、プロレス界全体に幅を利かしている

“帝王”高山の力が必要である」ということだった

のか。


 繰り返しであるが、高山はフリーの選手である。


 田上社長から


「ウチのやり方に文句があるなら、来シリーズ

からは来なくていいよ」


 なんて、契約解除を通告されても仕方のない

行動である。


 しかし、高山はなぜ体制批判を繰り返すKENTA

に同調したのか?


 それは、自らを人間として、プロレスラーとして

活かしてくれた、故・三沢光晴選手(初代社長)が

旗揚げし、自らもその乗船メンバーであったNOAH

の窮地にいてもたってもいられなくなったのでは

ないか。


 しつこく繰り返すが高山はフリーの選手。


 NOAHが観客動員も低下し、内部でゴタゴタ、

自分もタッグタイトルを手放してしまった今、

あえてNOAHを主戦場にする必要はないのである。


 新日本やドラゴンゲートなど高山を欲しい団体は

いくらでもあるはずだ。


 それなのになぜ、NOAHなのか?


 やはり、それは三沢さんが作ったNOAHの旗を

降ろしてはならぬという強い想いが高山の中を

占めているのではないか。


 これは私の推測でしかないが、旧知の仲である

佐野と袂を分かってまで、取る行動としてはそこ

まで強い動機がなければ無理ではなかったかと

思う。


 もちろん、ベルトを失ってしまって、動きやすく

なったのも要因の一つであろう。


 とここまで書いておいて、僕が注目したいのは

高山が加入したNo Mercyではない。


 高山に別れを告げられた、佐野の動向である。


 7/10有明コロシアムでは、6人タッグマッチで

佐野と高山が激突する。


 選手生活27年。



「佐野最強説」



「佐野さんを怒らせたら誰も手を付けられないよ」


と語ったのは、当時タッグパートナーだった、

高山善廣その人である。


 高山は恐ろしい人の怒りの導火線に火を点けて

しまった。


 果たして佐野の怒りは、裏切った高山に向かう

のか、はたまた裏切らせたKENTAに向かうのか?


 プロレスラー人生、最高に佐野の心は、熱い炎で

メラメラと燃えているはずだ。


 しかも、その炎は赤い炎ではない。


 試合用コスチュームと同じ青い炎だ。


 その温度は高温で、近くに寄っただけで大火傷を

させてしまう。


 怖い佐野巧真を目撃せよ!


 博薫堂 by Jantonio


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