みなさんは、クリティカルシンキングをご存知であろうか?


 所謂論理的思考法のひとつだと言われるのだけれど、

直訳すると


「批判的思考」


と呼ばれる。


 批判なんていうとイメージ悪いのかもしれないが、決して

そんなことはなくて、きちんと


「改善点もセットで提案する」


というのが、クリティカルシンキングの特徴。


 また、批判対象は相手への思考ではなく、それまで自分が

持っていた思考グセに、である。


 だから、「相手をやりこめるために駆使する思考法」ではない。



 クリティカルシンキング(以降クリシン)が用いられるのは、


1.コミュニケーションにおける活用

2.問題解決における活用


 の大きく2つに分類される。


 その際に、様々な思考ツールを使ってまとめていく。


 僕が学んだ、グロービス・マネジメント・スクール(GMS)では、

一番最初に学んでほしい科目ということで、ガイダンスでは

説明される。


 マーケティングや、アカウンティング、ファイナンスなどの他の

科目などを受講する際に、クリシン的思考の癖づけをしておく方が

わかりやすいというのが、その理由だそう。


 科目によっては、クリシンの受講が必須になっているものもある

ので、様々な考え方のベース(土台)となっている。


 実際にクラスで使用したケースはここでは提示できないので、

別の例を提示させていただきながら、みなさんのクリシン力向上に

役立てて頂ければ何より。


 これはクラス担当だった講師の方から何度も言われたことだが、

「読む、聞く」ことよりも「話す、書く」アウトプットに注力していただき

たい。


 今回、僕がこうして皆さんに情報共有を図ろうとしたのも、まさに

「話す、書く」ことによって、自分自身への落とし込みを深めようと

考えたから。


 今回、このきっかけをくれたある女性に謝意を申し添えて、

次回からより具体的に話を進めていくことにする。


 みなさんのお仕事の一助になれたら、幸いです。


 「批判的思考」とは、相手を拒絶・完全否定して自分の考え方

を押し付けるものではありません。


 見落としているヌケやモレに気づき、それを防ぐ、あるいは

改善を思考ツールなどを用いて図っていくためのものです。


 その点は誤解のないように、お願いいたします。 


 博薫堂