プロレスラー・大木金太郎さんが亡くなった。


 大木さんのリアルファイトを私はこの目で直接目にした

ことはない。


 しかし、「頭突き」と言えば、大木金太郎というイメージは

強くあった。


 ヘッドバッドじゃなく、「頭突き」。

 その表現がピッタリのプロレスラーだったのだろう。


 今回、大木さんの死去が報じられて、かつて頭突き対決で

激闘を繰り広げた、アブドーラ・ザ・ブッチャーが近年、病院で

闘病中だった大木さんを何度も見舞っていたという事実が

わかった。


 闘った者同士にしかわからない、因縁や遺恨を超えた篤き

友情。


 単に勝ち負けではなく、勝負を超越した所に生まれるある種の

愛。


 プロレスという名の人間模様。

 

 今後、日本のプロレス界はどういう方向に進んでいくのか?


 ふと、大木さんの死去の報を聞いて思ってしまった。


 大木さん、私はあなたを直接知りませんが、あなたが日本および

韓国のプロレス界に果たした功績は誰もが認める所だと思います。


 大木さんのご冥福を心より、祈念いたします。

 

 博薫堂