私の世界観~幻覚と現実のはざまに
1.統合失調症とはどういう病気か?
前々から、私の世界観について、ブログに書こうと思っていました。
が、長文になりそうなので、書きだすきっかけがありませんでした。
最近はブログネタが尽きてきたこともあり、思い切って私の世界観に触れようと思います。
まず、私の世界観を説明する前に、統合失調症がどのような病気なのかを説明しなければなりません。
統合失調症の、統合失調症たる症状に、幻覚があります。
幻覚というと、他の人には見えない物が見えてしまう幻視、聞こえないものが聞こえる幻聴がありますが、実は幻覚はこれだけではありません。味覚や嗅覚、更に触覚も、他の人には違うものを感じているようです。
実際に他の人には臭わないのに臭ってしまう、幻臭を訴える人がいます。
しかしながら、味覚や触覚は、他の人と違っていても、それを認識するすべがないだけです。
突き詰めて考えると、統合失調症患者は、パラレルワールドに突入していると言えます。
この事は、私の経験で説明出来ます。
私が発病するちょっと前、住んでいたアパートの近くの、ある本屋に、私の仕事に関係するような雑誌が沢山でていました。その雑誌はちゃんと本屋にあったし、手にとって立ち読みをすることもできました。ちゃんと触れることが出来る雑誌だったのです。実際に一冊買って会社に持っていった本もあります。
実はこの時、会社の同僚から私を見ると、少々おかしな点があったと、私の主治医に報告がありました。
私もその文書を読ませてもらいました。
発病後、統合失調症がどんな病気かを勉強してから、冷静に自分の記憶を振り返って考えると、現実とも、幻覚ともはっきり言えないことがたくさんあることに気づきました。
考えてみると、私の仕事に関係する雑誌が出ていた事自体、現実ではなかったと言わざるを得ません。明らかに、良くて専門書がいくらかある程度の分野の話です。雑誌が出ているはずがありません。
他人に見えない、聞こえないというのがあれば、幻覚なのだと自覚できますが、後になっては確認するすべがありません。もはや、パラレルワールドにいたのだと説明するしかないのです。
統合失調症の人は、自分の記憶が、幻覚を含んでいることを、あまり自覚していない人が多いです。
たとえば、iPod shuffleを、iPod nano shuffleだと思い込んでいる人にも出会いましたし、iPod touchをiTouchだと言いはる人に出会いました。だからといって、それを、妄想か幻覚だと簡単に片付ける事はできないのです。
これらは、その人にとっては、現実感を伴った経験を伴う脳の記憶だからです。
もはや彼らは、パラレルワールドにいたのだと説明するしかないように思います。
私には、過去を振り返り、正常な思考ができなくなった瞬間を記憶しています。これはどうも珍しい事のようです。
私はその時、世界が何かおかしい、まるで自分を中心に世界が回っているみたいだ。そんなはずないのに、ということを考えていました。頭の中がその思考でいっぱいになり、一気に上り詰めたのです。そして、頭を締め付けられるような痛みを感じました。その痛みの後は、頭がぼーっとして、もはや正常な思考ができなくなってしまいました。
しかしながら、正常な思考ができなくなった瞬間の前に、すでにパラレルワールドに突入していたのです。そうでないと、先に上げた、あるはずのない雑誌が私の記憶の中ではあったということの説明ができません。
この、統合失調症のパラレルワールド説は、私独自のものですが、この説を使うと、結構矛盾なく説明がつく経験が多いとおもいます。
私の経験で、もう一つ象徴的なことがあります。
それは、発病の数年前に、スーパーファミコンのスーパーマリオワールドというソフトで、1upをたくさんできるところを見つけていたのですが、発病してしばらくたってから、同じソフトをやっても、マリオの走るスピードが微妙に遅くて、1upが一回くらいしかできなくなっていました。
私の記憶がおかしいのだと言ってしまえばそれまでなのですが、私にとっては、現実感を伴った経験であったのだというしかないのです。
ですが、これもパラレルワールド説だと、それなりに説明出来ます。
そうです、私の脳が、私の先入観により、パラレルワールドを作ってしまったのです。
今日はここまで。
また機会をみて続きを書きます。
このテーマに関しては、単に挨拶だけのコメントや、関連性のないコメントは削除させて頂きます。
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