脚本は阿井文瓶。監督は山本正孝。特撮監督は矢島信男。
マッキー2号で飛ぶゲンは白土と「朝日っていいなあ。」という会話を交わしていました。しかし、その日から東京は異常気象に見舞われ、暑くなりました。ダンは東京上空にフィルターのようになっているものをレーダーで見つけ、梶田にマッキー3号で飛び、ゲン達と合流するように命じるのでした。
ゲン達は吸血コウモリの大群を目撃。梶田の指示で攻撃が行われ、一匹残らず撃墜。東京の異常気象は解消されました。マッキー2号は引き続き日没まで東京上空をパトロールし、警戒を続けることになりました。もし吸血コウモリを逃がしていないだろうなと懸念するゲンに白土は言いました。
白土「大丈夫さ。万一、一匹ぐらい逃がしたところでさいあくじゃ何もできやせんよ。」
さて百子と梅田兄妹が歩いていると、多摩川の川原に女の人(坂本智子)が倒れているのを見つけました。女はやけどを負っており、顔には煤がついていました。女は、医者を呼ばないでくれ、悪い人に追われている、居場所がわかると殺されてしまう、と言いました。それを聞いた百子は自分の家に連れ帰ることにしました。トオルは女を怪しみましたが、百子はトオルの言葉を信じようとしませんでした。トオルは MAC が撃墜した吸血コウモリの話をし、女の怪我がやけどのようだから、と怪しみましたが、百子は信じようとしません。
ゲンと白土は一晩中マックロディーで東京中をパトロールしましたが、吸血コウモリらしきものは見つかりませんでした。一安心するゲンたちでしたが…
百子は食事をおいてスポーツセンターへ出かけて行きました。女は用意された食事を外に捨て、犬に食べさせました。女は鳴くカナリアに向かって「うるさいわね」と言うのでした。
スポーツセンターでトオルは女のことを話そうとしましたが、百子にさえぎられてしまい、話せませんでした。その夜。カオルは女が何も食べようとしないのに気がつきましたが、女は昼食を食べすぎたので食欲がないと言いました。一方、トオルはカナリアがいなくなって元気がありません。夜中になり、女は外へ出歩きました。その夜から吸血鬼の噂が街でささやかれるようになりました。女は吸血コウモリだったのです。人々は夜は出歩かなくなり、昼間は吸血鬼と噂される人を襲うようになっていました。MACは必死になって吸血鬼の行方を探し回りました。吸血鬼になった人を助けるには本物の吸血鬼から血清を取り出して注射するしか方法がなかったからです。吸血コウモリはトオルの血を吸った後で、「子供の血はますいわ。」と言い放ちました。そして女はついに百子の前で吸血鬼の本性を現し、百子の血を吸い始めました。トオルもカオルも吸血鬼になっていました。
さてパトロールしていた白土はゲンに言いました。
白土「この道は百子さんたちのアパートの近くじゃないか…様子見てきてやれよ。心細いだろうからなあ。」
ゲン(ウルトラマンレオ)の失敗によって恋人を失った白土 がどういう気持ちで言ったのかを考えると興味深いものがあります。ゲンは百子のアパートへ行きましたが、時すでに遅く百子達は吸血鬼になっていました。ゲンは女と闘いました。女が外に逃げると外には白土が待ち構えていました。白土は女を攻撃。女は巨大化してバットンになりました。白土はバットンを攻撃しましたが、バットンが翼の羽ばたきで起こす強風によって手も足も出ません。ゲンはウルトラマンレオに変身。「ウルトラマンレオ」のメロオケが流れ始めました。バットンは空を飛んでレオを翻弄。「レオも空を飛べるはずでは?」と思ったところでバットンは地上に降り立ち、今度は白土も翻弄した翼による羽ばたき攻撃を展開。強風を受けてレオはあおむけに倒れてしまいましたが、立ち上がり、エネルギー光球を発射。バットンの翼を破壊しました。しばらくレオは優勢に戦いを進めました。しかし、バットンは頭の角から光線を発射。まともに食らったレオは思わず倒れてしまいました。なんとかレオが形勢逆転したところで「戦え! ウルトラマンレオ」が流れます。ここは燃えるところです。やっぱりヒーローものはこうじゃなくっちゃね。レオはバットンの角を破壊した後、巨大な注射器を取り出し、血清をバットンの体から取り出しました。そしてレオキックでバットンを倒しました。吸血鬼になった人々は血清で治り、街には平和が戻ったのでした。
ちょっと残念だったのは、女が吸血コウモリではないかと疑ったトオルが後半ではまったく活躍しなかったところです。後半でもなんとかトオルが逃げ延びて活躍すればもっと面白くなったかと思うと残念な気がします。