脚本は田口成光。監督は前田勲。特殊技術は東條昭平。
町中をバイブ星人が逃走。ゲンが追いかけました。バイブ星人はかけつけた警官が発砲すると空中回転して消えてしまいました。ゲンは闇雲に空中を跳び蹴りしましたが、当たるはずがありません。その時、事件が起きました。なんとゲンのマックナイフが突如宙を飛び、警官の胸を一突きしてしまったのです。ゲンはマックナイフをとろうと手を伸ばしましたが、とれません。もう一人の警官がゲンの方を見ると、ちょうどゲンがマックナイフを投げた後のように見えてしまいました。ゲンはその場で逮捕されました。
とりあえずダンの要請によりゲンは釈放されました。しかし、高倉長官(神田隆)は冷たく、まだ容疑が晴れたわけではない、と釘を刺しました。さらに高倉はダンに、場合によっては責任をとってもらう、といい、さらにはゲンがダンの推薦で入隊したことを取り上げ、「うかつに人を推薦したりするものではない。」と言いました。ちなみにダンは自分が全責任を取るつもりでした。もっとも高倉はダンを信用していなかったわけではありません。ダンの解任は「過去の輝かしい実績」を考慮して免除し、「君のような有能な男を失いたくないからな。」と言いました。そして隊員の処置をダンに任せると言って高倉は去っていきました。
ダンは殺人事件がゲンの仕業ではないことをとっくに見抜いていました。しかし、地球を守るためには自分たちの力が必要だ、だから慎重になってほしいと言いました。誰がバイブ星人を倒すのだ、と言うゲンの問いに対してダンは自分が倒すと言い、ゲンに1週間の停職を命じました。
停職となったゲンは気もそぞろで釣りにも身が入りません。
ゲン「くっそう! バイブ星人め!」
するとゲンの目の前にバイブ星人登場。百子、トオル、カオルを人質に取りました。なぜか MAC の隊員も駆けつけました。ゲンは隙を見て百子達を救うことに成功。バイブ星人は逃走しました。ゲンは停職中の身なのにバイブ星人を追跡。工事現場でゲンは叫びました。
ゲン「そいつをつかまえてくれえ。」
どこか で聞いたような台詞だと 怪獣VOW で揶揄されていましたが、学習能力のない人です。あのときと同じように、工事現場の作業員が星人に立ち向かいました。しかし、一般人がかなうはずがありません。バイブ星人はまた空中で回転すると姿を消しました。そしてゲンはなぜか鉄パイプを持ったまま、体の自由が効かないのか右往左往しました。そしてゲンの手から離れた鉄パイプは作業員を直撃。駆けつけた MAC 隊員達の目の前で作業員は絶命してしまいました。
MAC隊員「おおとり、お前はなんてことを。」
ゲン「違うんだ。あいつがやったんだ。」
完全に頭に血が上ったゲンはバイブ星人を追跡。高速道路の高架下のトンネルで、なぜか先回りしていたダンに足下をすくわれて転倒しまいました。ダンはどうやってこの場所を探り当てたのでしょうか? そんなことを思うまもなく
ダン「やめろ!」
ダンはゲンが深追いしたために人が一人死んだことを指摘。ゲンは自分の手で罠を暴きたいと言いましたが、ダンは許しません。ダンの真意がわからなかったのか、ゲンは MAC をやめることを宣言し、さらに、ダン達に迷惑はかけられない、と言って立ち去ろうとしましたが、ダンは怒って松葉杖をゲンに投げつけました。しかし、ゲンは去っていきました。
ダンは高倉にゲンの無罪を証明してバイブ星人を倒すことで自分の責任を果たすと宣言。一方、ゲンはバイブ星人を倒す技を編み出すために荒稽古を開始しました。はっきり言って、ゲンはただ暴れているだけにしか見えません。それでもゲンにはダンが死ぬ覚悟だと言うことはわかっていました。
ダンはバイブ星人の策を見抜くことができずに苦悩していました。そして自分がセブンに変身できたら、と壊れたウルトラアイを見ながら苦悩していました。
ダン「バイブ星人め。クッソウ!」
怒りにまかせてダンは定規を投げつけましたが、定規はダーツの的に命中。定規のもう一方の端がしなって単振動により見えなくなりました。
ダン「これだ。」
ダンは星人の罠を見抜きました。
一方、ゲンは自分が技を磨いてもバイブ星人の姿が見えなければ仕方がないことにきづきました。はっきり言って、気がつくのが遅すぎます。
バイブ星人が登場。またもバイブ星人は姿を消し、青島のマックナイフを奪い取ろうとしましたが、ダンが発砲してマックナイフを落としました。追いかけようとする隊員達を、ダンはゲンの二の舞になると言って制止。本部へ引き上げることを命じました。
本部でダンは特殊なカメラで撮影した映像を見せ、バイブ星人が特殊な振動で姿を消していることを解説しました。バイブ星人の名前の由来は振動を意味する英語のバイブレーションから来ています。しかし、強引な理屈で、少々無理があります。それはとにかく、青島はゲンにバイブ星人のトリックがわかったことを伝えようと言い、マックシーバーで通信しようとしました。ダンは、ゲンは戻らないだろう、と言ってやめさせようとしました。やはり、ゲンは応答しませんでした。俺は星人を倒すまでは帰ってこられないんだ、と言ってゲンは怒り、木の棒を叩きました。すると木の棒は振動。これを見たゲンは星人のトリックが何であるかを悟りました。
ついにバイブ星人は巨大化して暴れ始めました。ダンはマッキー3号に登場。ゲンは板を振動させて板を見えるようにする特訓を開始。この特訓は振動する板をゲンが立って凝視するだけなのでかなり間抜けです。一方、マッキーは攻撃を続けました。すると星人は回転して姿を消しました。しかし、ダンにはビルを破壊する星人の姿が見えていました。
ダン「ゲン、俺がいなくても後は頼む。」
ダンは星人の元へ一直線に突っ込みました。そしてマッキー3号はバイブ星人の口に突き刺さりました。ちょうどその頃
ゲン「見えた。見えたぞ。」
なぜかゲンの目にはマッキー3号で突っ込むダンの姿まで見えました。ゲンはウルトラマンレオに変身。爆発するマッキー3号とバイブ星人のところへ駆けつけ、空中へ放り出されたダンを救うのでした。特訓の成果でした。
