東京ライフ137 | 無意識の哀愁

無意識の哀愁

よろしく哀愁

土曜出社の昼休み。

とあるカフェにいる。

右後ろの席にカップル…

と思ったのに、

聞こえる会話が違う…

女が一方的に喋ってる。

女「…だから、昔に比べて、野菜の栄養価って下がってるの。…だから補うものか必要なんだよねー。私なんかはやっぱり……最近体の調子とかどう?人間は寿命と健康寿命があって……だから血管が…血液が……病院の薬は……ビタミンが体の掃除をしてくれるの……不足すると脳梗塞やら心筋梗塞や……アンチエイジングが………」

などなど、

捲し立てること10分。

そして…

女「車乗るときまず最初になにする?シートベルトだよね?何のためにする?体を守るためだよね?でも交通事故で死ぬ確率なんてたしか何万分の一なんだよね。なのにシートベルト付けるじゃない?だけど、病気にかかって死ぬ確率って何百分の一とかなの。ってことは、もっとシートベルト的なもの必要じゃない?…で、これがいいと思うの。(このあたらから小声)このサプリ、かなり凄くてお忍びで有名女優とかも買ってるの。絶対必要だよ!今なら一年契約してもらってこのくらい値段!安くない?ホントに買うべき。今クレジットカードとハンコある?今月いっぱい、だから明日までの限定で、あと数人しか申し込めないの。ね、特別だから。……(この辺から聞き取れず、少しして)…ありがとうございます!」

店出際にチラ見したら、

明らかにスーツの女と

若い普段着の冴えない男。

…ダマサレテルカモヨー汗

なんか都会恐いマリオ