悩み苦しみを長く引き延ばせばその間に別の悩み苦しみが発生し精神的に身動きが取れなくなってしまいます。

そして目の前にある今を疎かにしてしまい過去に生きる事になるのです。

過去に起きた事は、いくら考えても消す事は出来ません。 

後悔するのは時間の無駄遣いです。

その場で処理出来ない時は後回しにして時間が取れた時に処理しましょう。

それから悩み苦しみは自分自身で解決しましょう。

他人と相談して解決した積りになった問題は必ずのちに繰り返し起こってきます。

他人の意見を取り入れると云うことは其処が盲点になってきます。

悩み苦しみを解決する要点は兎に角動かずにじっと見ている事です。

自分自身の心の動きを観る事です。

けれども此処が1番難しいところです。

人は一旦感情的になってしまいますともう平静な気持ちに戻れなくなってしまいます。

皆様御承知のように感情を出すと云う事は自分勝手に、我儘になってしまうと云う事です。

ある対象に対して嫌な気持ちになると言う時、その対象は自分自身を映した鏡なのです。

嫌なものが解消した時、悩み苦しみを解決した時、人は意識がワンランクアップします。

つまり自分を許し、対象の立場に立つ事が出来ます。

自我意識の許容範囲が拡がったと云う事です。

悩み苦しみを繰り返し解決する事により自我意識がドンドン拡がります。

自分自身の感情を観る事を繰り返していきますとある時から自我意識を俯瞰的に観る事ができます"理性の意識"に移行致します。

"理性の意識"

トルストイが『人生論』(新潮文庫他)で述べている自我意識を操る事が出来る意識

この意識になる事によりまして普遍的な愛に近づく事が出来ます。

其処に許しがあるからです。

全てを許し受け入れたとき、それが愛というものです。

イエスも仏陀も神も仏も居りません。 

ただ愛だけが存在致します。

この愛は固定されたものではございません。

無常です。

常に今を生きております。

仏教で云う無常は儚いと云うイメージがありますが、実は無常こそが唯一の実在なのです。

愛=無常=今を生きる(=謙虚=素直=丁寧=上品)

と云う感じです。

1番身近に感じられる愛は

"笑顔"です。

笑顔の絶えない人は強い方です。

愛の近くにいつも居りますから。

悩み苦しんでいる時こそ笑いましょう。

愛が救いの手を必ず差し伸べてくれます。

皆様もかけがえのない今を真剣勝負で出来うれば笑って過ごしましょう。

  2024年11月15日

    黒木元広 拝