「富士山登山」というと究極のMな香りが、実際登る前からプわたしの心のなかでは、プンプンしていた。
「まさかの高山病発症」「膝の激痛」諸々・・・かなり心配の種は尽きなかったのだが、実際登山してみると、
「Mな香りはしない。登り方、準備さえ間違えなければ。」というものに変わった。
その一部を。
登り方・・・
超亀さんの歩み登山だった。私が今回参加したのは、女子のみ7人のツアーで、ガイドさんも女性、山小屋もその女子のみで一部屋。という恵まれた環境。13時に富士スバルライン5合目登山口からスタートし、30分に一度くらいの割合で休憩をとり、7合目の山小屋に17時半に到着し、夕食、仮眠、23時(!)に起床して、御来光を拝むために登頂する、というもの。(山頂には5時くらいに着きました)
この亀さんの歩み登山が結果的にはものすごくよかった。(ただご一緒した方でも、やはり気持ち悪くなったり、という方もいたので、万人に大丈夫というわけではないけど)7合目まで来ると、ちょっと片頭痛気味にわたしもなった。気にならない程度の頭痛。仮眠をとって解決。高山病にはならずにすんだ。
気をつけていたのは、下を向かない、肺を大きくあける意識を持つ。こんなところ。
準備・・・
準備というより体調管理を一週間前から気をつけていた。寝不足厳禁。ふだんは4時間睡眠なわたし、だが、富士山一週間前からは6時間睡眠&毎日レバー(鉄分補給・・・あまり意味もないが)を食していた。
御来光の前の周りの風景は、飛行機の窓からのぞくような世界だった。雲の上のひと。になっている自分がいる。
5時20分くらいだったと思う。太陽が東から顔を出した。顔を出したての太陽はヨード卵光の黄身みたいな色。(黄色)そして、まっすぐ上にあがっていく。まっすぐ上に上がる速度、は意外に早い。
地上の星・・・
個人的には御来光より星のほうが感動。星が本当に近くにキレイに見える。流れ星も見えたりした。星座の図そのもの。23時に7合目を出発すると、登山客が本当に多くて、超亀の歩み。時間とともに当然星も動く。それが間近にわかる、という経験はなかなかない。
全てをだしきった人?・・・
富士山登山=究極のMなアクティビティを終えて下山したときは、「全てをだしきった人」な感覚になるのかな~。と行く前は思っていたのだが、全くそんなことは無くて、意外にラクチンに登れたのと、辛いキツイ、は全くなかったのだ。登りにおいては、天候が雨のち曇り。で涼しかったのと、下りにおいても曇り。だったので暑くもなく、でまあまあなコンディション。(山頂は晴れ)という条件にも恵まれたのは大きい。
今回は火口をめぐるお鉢周り、が出来てなかったので、また来年も行きたいな~。と思ったのだった。来年は嫌がるオットを連れて。(わたしのロマンチックトーク(日の出、星)は一応心に響いたっぽい)
写真は上から順に「富士山からみた雲(奥に山みたいに見えるのも雲)」「顔を出したての太陽」「顔を出して、約5分後のヨードラン光状態の太陽」

