ウォークマンはこの10年、iPodに大きく水をあけられていました。

原因は独自の操作画面や音楽ファイル形式に固執しすぎたためで、

アンドロイドを搭載することでその弱点が完全に克服されるようです。

さらに、モバイル端末向けの高音質技術を進化させ史上最高音質を実現。

Bluetooth対応によるワイヤレスの快適なリスニング環境もウリで、

アンドロイドマーケットで音楽も買えるそうです。

『ウォークマン=いい音』という従来のイメージに、『ウォークマン=使いやすい

アンドロイド音楽プレイヤー』のイメージを加えることでiPod touchに

全面戦争を仕掛けつつ、一気にユーザーを奪いにきた感じのようです。

ウォークマンは一昨年、“歌え、10代。”なるコピーを掲げて『歌詞ピタ』

サービスなどを開始し、主にヒット曲をカラオケで歌う10代の支持を得たようです。

彼らはまだiPodを手に入れてない世代。そこに種をまくかのごとく、

彼らが使いやすいダイレクト録音機能や簡易スピーカーのセット販売などを

展開したのも大きく、10代の間に“携帯音楽プレーヤー=ウォークマン”の

イメージが刷り込まれましたようです。