米軍は今年9月20日、同性愛を公表して軍務に就くことを
禁じた規制の完全撤廃に踏み切り、同性愛者の入隊を
全面的に認めていたそうです。
米軍では同性愛者の入隊は兵士の士気を削ぎ、戦闘能力に
悪影響を与えるなどの理由で反対論があったそうですが、
オバマ大統領は2008年の大統領選でこの規制の廃止を
公約にしていたようです。
新たな内規によると、同性愛者同士の結婚が軍基地などが
ある州や地方の関連法規に違反しない場合、牧師は
軍関連施設内外での公式もしくは私的な結婚式を
執り行うことを認めるそうです。
しかし、牧師がこの結婚式への立ち会いを宗教的な教義の
理由などで拒否することも容認するとしているようです。
米海軍は今年5月、基地内での同性愛者同士の結婚式を
いったん認めたものの、後で撤回する混乱を見せていたそうです。
ただ、スタンレー国防次官名による新たな内規は軍内での
同性愛者同士の結婚を全面的に擁護する内容ではなく、
軍付き牧師の私的な結婚式への参加は国防総省の支持を
意味するものではないともしているようです。
同性愛について一歩先を行くアメリカにはびっくりですね。