愛知県芸術劇場にて『フランケンシュタイン』大千秋楽でした。
初めて台本を読み、稽古に挑み始めた当初は、正直完成系の想像どころか何か目に見えないモンスターと戦うような、掴み所のない不安にかられていた私です。
それが、カーテンコールでめぐさんもおっしゃってた通り、私たちが巻いた種が皆さんに育てられて大輪の花を咲かせた。と。
本当にその通り!!
どう受け止められるのか、予想もつかなかった作品でしたが、この公演期間を通してこんなにもたくさんの方に愛していただけて幸せです。
一公演一公演を気力体力の全てを出し切って、セミのように散っていく、そんな振り切れまくった毎日でした。
出演者みんながそうだったと思います。
それでも我がカンパニーは毎日心の底から笑っていました。楽しいこと、優しいこと、あったかいことが毎日毎日あって、笑顔が止まらなかったのです。
本当に素敵なメンバーで、今日まで1人もかけることなく千秋楽を迎えられたこと、神様に感謝です。
大千秋楽のカーテンコールにて、舞台から見た圧巻の景色。
これです!これ!!!
カーテンコール、しかもカーテンコールの最後の方くらいでやっと客席に灯りが入り、皆さまの姿を確認することができます。
本番中、舞台は照明に照らされているので、舞台上からは客席が見えません。
例えるなら、、
「夜中に海見に行こうぜ〜」って、かなり田舎の漁港みたいなとこに言って、海見て、「、、なんか真っ暗だね、なんも見えないね、闇しか見えないね、帰ろっか。。」
くらいの真っ暗度です。
本当にお客様がたくさん入っているのか、、皆さん寝てないだろうか(笑)、、そんな不安もありつつ、闇を信じて、視点を合わせて投げ続ける。
ですから、これだけのお客様で劇場が埋まっていること、カーテンコールまで知らなかったのです!!
本当に上の席まで立ち上がって拍手して下さっているその姿を見た時には、、グァアアっと熱いものが込み上げてきました。
本当に本当に嬉しかったです。
劇場にお越しいただいた皆さま、そして、応援してくれて皆さま、ありがとうございました!
そして、カンパニーメンバー、、
みんな大好きだよーーーーー!!!